全日本カウンセラー協会 ポルソナーレ

うさぎです。
ポルソナーレ 今の日本の脳の働き方と病気のリポート
「個人べつの病気と症状の傾向」 No.173

脳を発達させる日本語トレーニング・ペーパー 『谷川うさ子王国物語

「日めくり式のプリント形式のテキスト」
◎あなたの脳の働き方を知的に変える言葉の能力づくりの学習です!!

■あなたはなぜ、不安を抱えているのか?なぜ、不安を手離せないのか? その理由と対策を教えます!

みなさん、こんにちは。
全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。

●あなたの心身の病気のつくられ方

人間の言葉は、右脳・前頭葉につくられる「像」(イメージ)と、左脳・前頭葉でつくられる言葉(話し言葉や書き言葉)との二つで成り立っています。このことは、ポルソナーレが世界でも初めて解明しえたことです。この解明までに約30数年の考察の歳月を費やしました。その学的な説明の体系は、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミで、会員の皆様へのレクチュアとして残されています。裏付けと根拠の証拠があります、ということを申し上げています。

●自律神経の働き方が病気をつくる

このような実証をふまえてお伝えしたいことがあります。
日本人が、長い間、直面している心身の病理についてです。
日本人の心身の病理の特徴は、全て「自律神経」の働きが過緊張をつくるということにあります。この自律神経は、「心・精神」と「生理的身体」の両方にたいして働きます。
このことに気がついて、しっかり認識できているのは、ポルソナーレだけです。
具体的にはどういうことをさすのか?についてお話します。

●胃が痛くなり、下痢になるしくみ

例えば、胃腸は、副交感神経が動かします。
精神活動も、副交感神経がメインになっておこないます。
「A6神経」が働く、この「A6神経」は副交感神経です。「過度」に精神活動をおこなうと、胃腸も活発に働いて「過度に働く」ということを意味します。
すると、胃や腸の中の食物が消化されたのにまだ働いて、胃酸を過度に分泌します。
これが、胃炎や神経性の下痢の原因です。胃炎と神経性の下痢の違いは、「過度」の度合いの差です。
「過度」が適度に緩和される場合が「胃炎」や「胃潰瘍」です。正しい結論や正しい認識に到達しないで、果てしなくつづく精神活動の過緊張が腸の活動を活発にさせて「下痢」を発生させます。

●あなたは、自分の生育歴を知っていますか?

一方、精神活動をになう副交感神経の「A6神経」が「過度」に働く場合があります。
生育歴の中で、母親や父親との『愛着』が「不安定な愛着」であることが、「過度に働く場合」に相当します。
アメリカの発達心理学者・エインズワース(女性)が『ストレンジ・シチュエーション』という実験の方法で測定した「不安定な愛着」は、次の四つのタイプです。

「母親による場合」と「父親による場合」との二つの不安(過度な精神活動)をご紹介します。

不安定な愛着の「Aタイプ」

  1. 母親から受け取る不安……自分の側に居て、自分への快感や安心の供給を絶やさないという「美化のイメージ」をつくる。
  2. 父親から受け取る不安……自分の機嫌をとってくれて、自分の思いに同調してくれる人に従属してシバられて安心する「美化のイメージ」をつくる。

不安定な愛着の「Bタイプ」

  1. 母親から受け取る不安……自分は肯定されている、受け容れられている、必要とされているという「美化のイメージ」をつくる。
  2. 父親から受け取る不安……自分は、社会の中でもホメられる、価値ある人間だと評価されるという「美化のイメージ」をつくる。

不安定な愛着の「Cタイプ」

  1. 母親から受け取る不安……つねに自分は女王様、王様と同じ扱いを受けて、他者は自分に隷属しているという「美化のイメージ」をつくる。
  2. 父親から受け取る不安……自分が他者に隷属して言いなりになり、この関係を相手に要求することで相手を、逆に隷属させる、という「美化のイメージ」をつくる。

不安定な愛着の「Dタイプ」

  1. 母親から受け取る不安……母親がいない時に母親の物(お金、化粧品なども)を盗ることで、現実の母親を否定して、想像の中では安心を得るという「美化のイメージ」をつくる。
  2. 父親から受け取る不安……父親の自分に向ける言葉を曲解して解釈して優位感をもち、社会の中では、ルールの逸脱をおこなって、何の価値ももたない行動で関係性をつくり、社会を意識して孤立感を防ぐという「美化のイメージ」をつくる。

●日本語は「遠いものは恐い」「近いものは安心」を構文にしている

日本人の母子関係と父子関係は、日本語のもつ構文の特性の「遠いものは恐い」「近くのものは安心」という脳の働き方のつくる認知にしたがって、「Y経路」の「3次元」(ゲシュタルト形態原理)の記憶が無いことの「土台」の上でつくられます。
「遠くのものは恐怖」という認知しかないということは、「A6神経」(副交感神経)は、「大脳辺縁系」の中でノルアドレナリン(猛毒のホルモン)を分泌するということです。大脳辺縁系の中の「線状体」が「遠くに行くこと」の「不安」を「右脳・前頭葉」に表象させるでしょう。

●脳は「快感原則」を目的に働いている

脳は、ドーパミン分泌という「快感原則」で働いていることは、よくご存知のとおりです。線状体のつくる不安のイメージを「快感に変える」という脳の働き方が起こるのです。それは、大脳辺縁系にある「中隔核」(トカゲの脳)に「A6神経」がノルアドレナリンを分泌して、「不安のイメージ」をさらに進行させるのです。「バッド・イメージ」を右脳・前頭葉に表象させます。
「右脳・前頭葉」の像は、どういう内容でも現実と一致すると「快感」(ドーパミン分泌する)というしくみになっています。
この「バッド・イメージ」と、「不安定な愛着」による「美化のイメージ」が重なって、「美化のイメージ」の実現のための言動がくりかえされる、というのが、日本人にとっての「心の病」「精神の病」の原理です。

●日本語は「不安」を当り前、と意識させる

日本人の使っている日本語は、不安定な愛着の「Aタイプ」「Bタイプ」「Cタイプ」「Dタイプ」がベースになってつくられた言語です。日本語には、この「Aタイプ」「Bタイプ」「Cタイプ」「Dタイプ」が内包されています。
すると、一人の人間の人生の日々の中では必ず、「Aタイプ」か「Bタイプ」か「Cタイプ」か「Dタイプ」のどれかの「美化のイメージ」の内容が「左脳・前頭葉」に「美化のイメージの言葉」をつくり、左脳系の海馬に記憶させつづけて蓄積します。
この蓄積を唯一の楽しみにして生きているのが日本人の「心の病」「精神の病」の目的です。

●ドストエフスキーの『賭博者』

ドストエフスキーの小説に『賭博者』という作品があります。
ルーレットという賭博の体験が小説になっています。
ギャンブルに「勝っている時は、自分が貧困になっているイメージが浮ぶ」ので、もっと賭けつづける、「ギャンブルに負けている時は、自分が大勝しているイメージが浮ぶ」ので、ギャンブルを続ける、という内面が描写されています。

●日本人の「不安」と「安心」の構文

日本人の「心の病」「精神の病」は、この「賭博者」と同じメカニズムで拍車をかけて進行しています。

  1. 「自分の現実、自分の身体の健康を壊す」(バッド・イメージ)
  2. 「自分の右脳・前頭葉に美化のイメージをつくっている」(バッド・イメージのとおりに話し、行動する)
  3. 「自分の右脳・前頭葉の美化のイメージのとおりに話し、行動する」(これが左脳の言葉として、海馬に記憶される)
  4. 「美化のイメージを実現するためのバッド・イメージの言葉も増やして、左脳の海馬に蓄積する」
  5. やがて、右脳・前頭葉には、「美化のイメージ」を述語とする「バッド・イメージ」の主語が恒常的に表象するようになる。
  6. その人がげんに今、見ている現実の「実像」に、主語の「バッド・イメージ」と述語の「美化のイメージ」(いずれも虚像)がかぶさり「メインのイメージ」になってしまう(現実の侵犯)。
  7. 目の前の人間に、「バッド・イメージ」の主語を語りはじめる。相手の反応が「歪み」、「困惑」などであれば、バッド・イメージが進行して「述語」の「美化のイメージ」がメインに思い浮び、快感のドーパミンが分泌する。
  8. 相手がいないときは、過去の不安を思い出して身体不調をつくったり、無気力になったりして、自分の身体、自分の人生、自分の将来を「バッド・イメージの対象」にする。

●『谷川うさ子王国物語』(日本語トレーニング・ペーパー)は、このような日本語のつくる病理の学をふまえたテキストです。

お伝えしている対策は、今、日本人が使っている日本語を、欧米語なみのグローバルの水準で使うという自己改革が必要ということです。そうでなければ、あなたご自身はともかく、あなたの愛する人々が「バッド・イメージ=主語」「美化のイメージ=述語」という言葉と行動しかあらわさなくなり、その人自身の現実に向かって「バッド・イメージの主語」「美化のイメージの述語」しか話さなくなり、そのとおりに行動するようになるでしょう。
このような学習の主旨をしっかりおくみとりの上、ポルソナーレのカウンセリングについての学習におとりくみください。
みなさまが『谷川うさ子王国物語』の学習におとりくみになって、すばらしい学習成果をあげていただくことを心よりお祈りしています。

●『谷川うさ子王国物語』の入会のご案内

お申し込みは、こちらからどうぞ。

東京03(3496)6645



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