全日本カウンセラー協会 ポルソナーレ

うさぎです。
ポルソナーレ 今の日本の脳の働き方と病気のリポート
「個人べつの病気と症状の傾向」 No.177

脳を発達させる日本語トレーニング・ペーパー 『谷川うさ子王国物語

「日めくり式のプリント形式のテキスト」
◎「今、日本人に最も必要な言葉の生成の能力」とは、こういうものです!!

■「広島・マツダ工場、大量無差別殺傷事件」に見る日本人の自己崩壊の仕方

みなさん、こんにちは。
全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。

●ポルソナーレのカウンセリングとはこういうものです

ポルソナーレは、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミで、現ゼミ生の皆様に特化したレクチュアをおこなっています。特化とは、人間の脳は、どのように言葉を生成するのか?のそのメカニズムを明らかにすることです。
現在のゼミは、脳が言葉を生成するメカニズムはほぼ解明しています。そして、脳の中で、言葉は「どのように正常に生成するのか?」「どのように異常な言葉を生成するのか?」に焦点をあてて、そのメカニズムの解明と説明を系統立てておこなっています。

ポルソナーレは、「心や精神の病理へのカウンセリング」もおこないます。ポルソナーレの「カウンセリング」は、一般的におこなわれている「心や精神へのカウンセリング」とは大きく違っています。一般的なカウンセリングは、たとえば「人の目が恐い。人の目が気になると、その場から逃げ出したくなります」といった訴えがあるとしますと、訴えの中の「恐い」とか「逃げ出したくなる」という言葉に注目します。「この苦痛感を緩和させよう」と考えるでしょう。そして、苦痛感の緩和のためにさまざまな因果関係を考え出します。その典型が「ムリして人の目が恐くなる場所に行かなければいい」、「キンチョーしているのだから、例えば、アルコールのような神経をリラックスさせるものを飲むか、塗るか、貼り付ければよい」、「気になるという時の緊張にとらわれないようなリラックスした自己像のイメージを、たとえば内観法のような自律訓練法で、常に表象させればよい」といったものです。

●対処療法

ポルソナーレも、設立の当初から約20年くらいは、いわゆる「症状治し」をカウンセリングのテーマにしてきました。
「症状」の中には、「ガン」をはじめとする「自律神経に起因する身体症状」も含まれます。
自律神経に起因する身体症状の「病気のつくられ方」の構造を理論的につきとめる中で出会ったのが「浅見鉄男・井穴刺絡免疫療法」と、リチャード・バンドラーの『神経言語プログラミング』(東京図書)です。この二つは対処療法です。なぜ治るのか?を論理化して、「症状」に対応すると、「症状」は、「解消する」し、「しかし、解消しない」という二つの事実を観察することができました。
この観察を理論的にいうと、人間の心身の症状は、「解消する人は解消する」、「解消しない人は解消しない」という現実が明らかになります。
この二つの結果は、「どんなことをやっても、解消するか、解消しないかの確率は半々である」ということではありません。「浅見鉄男・井穴刺絡免疫療法」や「リチャード・バンドラーのイメージ療法」は、「なぜ、治るのか?」という根拠を明らかにしています。だから、「なぜ治るのか?」「なぜ、症状が出現するのか?」という説明が可能です。この説明が伴うもの以外の「症状治し」は、仮に「治った」としても「偶然に治った」のであって、「正しく治した」とはいえないものです。「なぜ、治るのか?」の説明が無いものは、ただ一時的に治ったかのように見えても、再び、必ず症状が出現します。

●「治らない人」はなぜ治らないか?

では、ポルソナーレが理論化した「井穴刺絡・免疫療法」や「イメージ療法」で「治らない」という問題は、一体、何でしょうか?
それは、「原因が分からない」ということではありません。原因や問題の所在は、すでに明らかになっています。
「治らない」ということの問題とは、具体的にいうとこれからご説明する事例のようなものです。

これからご紹介する事例は、ポルソナーレが、今、おこなっている『お試しカウンセリング』の中のケースです。
ポルソナーレは、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ『カウンセラー養成ゼミ』か『ゼミ・イメージ切り替え法』の「初級コース」の通信講座に入会していただくにあたり、「自分に役に立つか?自分に合うか?」などを納得していただくために、『お試しカウンセリング』を実施しています。通常のカウンセリング料金よりも格安の「一回二千円」で「症状が治ること」を目的に本格的なカウンセリングを実際に受けていただいています。カウンセリングは、「電話」か「面談」かのいずれかのご希望の方法でおこなっています。所要時間は最大で2時間です。これまでに実施した『お試しカウンセリング』で「治したい」と申し出のあった症状のおもなものは、ざっと次のようなものです。

●お試しカウンセリングで取り扱ったケース

  1. 『お試しカウンセリング』のカウンセリングで対応した「相談」の症状例
  2. 「拒食症」●「うつ病」●「乗り物恐怖症」●「外出恐怖症」●「笑うことが恐怖」●「外国人と結婚しているが、物をぶっつけるなどをともなうケンカが絶えない」●「玄関のカギを閉めたか?を心配する強迫観念」●「学校に行けない」●「人の咳や大声が気になり、不安になって外出できない」…など。

ポルソナーレの『お試しカウンセリング』の精度は、約5年くらい前からスタートして相当程度の効果を上げていました。ところが、2年前(2008年9月)の「リーマン・ブラザーズの経営破綻」を契機にした「アメリカ発・金融システムのバブルの崩壊」の以降、様相が一変します。以前は、「効果を納得したので、自分の抱えている問題の根本から立て直して、自分の人生の課題に取り組みたい」という知的な自覚と覚醒が優先意識となって、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミの「DVD学習コース」(初級コース)での学習に取りくんでいただいていました。

一変した状況の具体的な事例をご紹介します。『お試しカウンセリング』を同意するか?どうか?の局面の電話での会話の場面の再構成です。この会話の中に、「広島・マツダ工場、無差別大量殺傷事件」と共通の「脳の働き方」(言葉の生成の仕方)があります。

●電話による問い合わせ

●パート・Ⅰ
問い合わせ者・女性「HPを見ました。
ポルソナーレのゼミは、料金が高いですね。私、ここ数ヵ月、仕事のことで切羽詰っています。
今すぐ、即効で治してほしいので電話しました。入会しないと即効で、スピード解消はムリですか?私、毎日、いよいよどうにもならなくなって焦っています」
ポルソナーレ「お困りでしたら、入会しなくても、お試しカウンセリングでの制度がありますので、対処療法ですが、スピード解消を実感していただけますよ」
問い合わせ者・女性「私ね、営業職をやっています。
新しい企画に取り組んでいます。しかし、やることはよく分かっているのに、毎日、何を、どうすればいいか?がボンヤリして上の空です。予定の日程はどんどん迫って来る。
何を、どうすればいいか?って毎日、立ち往生している自分が頭に、じっと思い浮んでいるので、毎日の現実の今の目の前の仕事にミスが起こります。
こんな自分を他者はどう見ているか?ってことが気になる」
(注・ここから、相当に詳しく仕事の現実の中での停滞の事実が語られる。あわせて、自分の心身の異常言動も説明される。ひょっとしたら仕事に行けなくなる機会損失の理由になりうるトラブルもいくつか説明される。)
ポルソナーレ「お話しいただいてありがとうございます。
お話しいただいたのでお困りの事情と状況はよく分かりました。お気持ちをお察しいたします。なんとかお力になりたいと思っています。
ポルソナーレのカウンセリング・ゼミに入会していただくか、いただけないかは、いったん横に置いて、『お試しカウンセリング』に同意していただけば、何を、どうすればいいか?分からない?という行動が止まっている孤立状態の問題の解消から事態の改善に取りくんでいただけますよ。『お試しカウンセリング』は一回二千円だけで、そのほかの支払い義務は発生しません。ご希望なら、あと二点か、三点の支障や、突然起こった仕事を進められない障害点の解消を追加してもかまいません。
ご提供できるのはイメージ療法です。
根本的な問題の解消にはなりませんが、強迫観念のように固定しているイメージを解消すれば、もともとの仕事の実力の言葉と行動力を取り戻していただけるはずです」
問い合わせ者・女性「イメージ療法ってどんなことするんですか?パソコンで見ていますが、イメージが変わるだけで自分が変われますか?
正直に申し上げて今の段階では全然ピンと来ません。
信用しないっていうのじゃない。
イメージ療法だけで料金が発生しますか?
もし、私の家族にこのことを話すと、素直に賛成してくれるとは思えない。」
(注・こういう自分のことだけを豊富に語るという会話だけで数時間が経過する。現実の時間があっという間に過ぎてしまい、実務性や現実の秩序性のともなう観念の時間がみるみる瓦解している点にご注目ください。仮に『妄想』という言い方をすると、『妄想』のつくるイメージの時間性の活発な展開は、一種の知的精神活動に似て、偽(ぎ)としての言葉を現実の相手に語りつづけて、現実の結論を得て止まることはない、という性質に注目しましょう。)

●現実を破壊する喜びのイメージの表象

●パート・Ⅱ

この「問い合わせ者・女性」は、自宅で「仕事の復習と予習」に取り組むということをテーマに、「イメージ療法」に同意しました。約2時間の取り組みと実行です。イメージ療法は、効を奏しました。この方は、さし迫っている仕事の予習・復習を実行しました。しかし、実行時間は2時間ではなく、約20分間でした。この「20分間」の評価をめぐって、問題の真実が浮上します。

ポルソナーレ「20分間でも実行できたということは、たいへん有意義です。
次の仕事の行動につながっていくと考えることはできませんか?」
申し込み者・女性「私にとっては、何の解決にもなっていません。
やっている最中に、こんなんで、日頃、職場で人の目が気になるとか、あまりの緊張でトイレにかけこんで閉じこもるとか、仕事の中で、自分の言っていることが分からなくなって夢を見ている時と同じ気分の中で孤立している自分が思い浮んでくるというのが本当の心配ごとだって考えはじめるんです。だから、このイメージ療法は、私には合わないようです」
ポルソナーレ「わかりました。おっしゃっていることはよく理解できました。あなたのために、非常に残念に思います」
申し込み者・女性「私は、とにかくゼミの勉強っていうよりも、いつも何をどうしていいか分からない、何もできない、代わりに人がやってしまうという離人症状態を即効で、スピード解消してほしいのです。こういうニーズは、いろんなところで、いろんなサービスで対応しているのでは?」
ポルソナーレ「せっかくのご縁ですので、ご指導の責任や義務も、適切なアドバイスを受ける権利も発生していないところでの特別サーヴィスのつもりで聞いてほしいのですが、あなたの場合、どんなに大切なご自身のお仕事でも、大切!!やらねばならない!!というその言葉で、その仕事という現実を壊すことを目的にしていると思えます。そういう言葉がつくるイメージのことを『バッド・イメージ』といいます。現実を壊すことで『美化のイメージ』というものが表象して、快感のホルモンのドーパミンが分泌します。
それは、どこから来るものか?というと、『20分間の予習・復習の勉強の仕方』にあらわれる仕事のための日本語の能力に由来しています。ただ資料を眺めるだけ、ただ目で読むだけ、ただノートに目を通すだけ……では、仕事のことを高見から見下すことになるのです。尊大にふるまうということです。自分にとって価値あるものであるという日本語の敬語体系にふさわしい関わり方ではないという意味です。すると、ここで現実が壊れます。この壊れるという事実が『バッド・イメージ』を表象させるのです。
バッド・イメージは『不安』(孤立)のエピソードを具体的に思い浮べさせます。それが、先ほどこまかくご説明いただいた、いろいろな支障や障害の内容(エピソード)です。
今、あなたは、イメージ療法で少しでも治って、前進していく知的可能性も壊しました。治ってしまうと困るというのが動機です。美化のイメージが消されますし、初心にもどって初めから辛い知的訓練に取り組まねばならないからです。
『知らない知的緊張の悪魔よりも、知っている快感の悪魔の方が親しみ易い』という西洋のことわざのとおりに、「美化の妄想」のもたらす安心、快美感づくりを『バッド・イメージ=現実破壊』の方法で目ざすことを選択しているのです。美化のイメージとバッド・イメージと現実破壊のイメージ(実像)を、『三きょうだい(三姉妹・三兄弟)』といいます。マツダ工場・無差別大量殺傷事件が典型です。この『三きょうだい』は、オートマティックに、行き着くところまで自動的に進行していく性質をもっています。
もし、『あちら側行き』の橋を渡っていることに気がついて、引き返そうという気持ちになった時はいつでもお声をかけてください。微力ですが、お力にならせていただきます。その日までのご健闘を心よりお祈りいたしております。
ごきげんよう。」

●ポルソナーレは、このような現在の日本人と日本の状況を察知して『谷川うさ子王国物語』を制作しています。テキストの学習のお試しも受け付けています。

ご希望の方は、こちらへどうぞ。
TEL・東京03(3496)6645



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