■相談の事例
「私は、夫との性の関係が嫌でたまりません。子どもは一人います。結婚生活は10年になりますが、この7,8年は全くのセックスレスです。夫とは、必要最小限の会話しかおこなっていません」
(山田洋子。38歳。主婦。千葉県流山市)
(注・人物は仮名です。特定の人物とは無関係です。また、特定の職業、団体、地域とも無関係です。また、相談の事例もいくつかの事例を合成して再構成してあります)。
■相談の内容
私は、結婚して10年くらいになる主婦です。夫とは、初めての性の関係の相手ではありません。
好きで付き合っていた男性がいましたが、親のつよい説得にあって、親のすすめる相手の男性と結婚しました。今にして思うとなぜ、こんなに意にそわないことをしたのだろうと後悔しています。結婚してしばらくして妊娠したので、ずっと結婚生活をつづけています。子どもは女の子で、今、4歳です。
夫とは、必要なことしか話しません。食事のしたくなどは、します。寝る部屋は別々の部屋です。カギをかけて寝ます。
私は、なぜ、こんなにも夫を避けるのでしょうか?
●ポルソナーレの指示性のカウンセリングとはこういうものです
「性」の中枢神経は、大脳辺縁系にある直径3センチくらいの大きさの「視床下部」です。「欲の脳」といわれています。自律神経の中枢です。恒常性(ホメオスタシス)の中枢といわれています。この「視床下部」の中に、女性と男性の「性の中枢神経」があります。男性は「背内側核」(交感神経の中枢)、女性は「視索前野」(副交感神経の中枢)です。
「性」は、脳幹の「A6神経」が働く上向システムを動かす自律神経がつかさどっています。
上向システムの一つは、副交感神経がつかさどっています。副交感神経は、脳の中で、「記憶」のシステムの「ものごとの認識」をおこなうことをになっています。「上向システム」のもう一つの柱の交感神経は「ものごとの認知」をおこないます。
ここはポルソナーレが初めて解明したことですが、男性の脳は、「認知」が主体で、女性の脳は、「認識」が主体であるのです。
脳の働き方のメカニズムから見た「性」の関係の本質とは、「女性」がになっています。まず、女性が男性の「話すこと」を聞いて、おおよその「認知」をおこないます。女性は、認知した男性の「行動パターン」が自分の未来にとって価値があると短期認識した場合、この「認識」を自分の脳の中で「長期記憶」としての記憶の対象にすると決めて実行することが、「性的な接合」なのです。性的な関係とは「女性」による「長期記憶のための認識」をおこなうことをいうのです。
男性も、子どもも、女性が記憶した「男性の行動パターン」(「会話」も「行動パターン」です)を、「言葉」と「人間関係」の「能力」として学習するのです。これが「性とは何のためにおこなわれるのか?」の問いに答える本質です。
相談の事例のように「性の関係」がうまくいかない、というのは、「性の苦痛」のことが語られているのではありません。「あなたの話すこと」(あなたの「行動パターン」)には「未来が無い」というように女性が「認識」しています。女性の左脳に長期記憶として記憶されることが拒否されているということを意味するのです。
もし、女性が「右脳」でしか「性」を長期記憶できないという場合には、「女性」は、性が無いことを不満に思い心身に病気をつくるのです。
このような脳の働きのソフトウェアのメカニズムを学習したい方は、ポルソナーレの新サイトのこちらをごらんください。
男女の脳の違い・脳の働き方自己診断表 https://porsonale.com/t9.html
脳の働きのメカニズム・女性と男性の性の能力 https://porsonale.com/semi_i194.html
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