ポルソナーレのサイト内検索
全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング
読むだけで幸せになる手紙
「手が震える」の治し方人と思うように話せないという悩みがある。 |
---|
《相談の事例・わたしは、人と話しても思ったことの半分も話せません。 自分のことを一方的に話す人は嫌いです》 わたしは女子大学生です。 4年生です。就活で内定の会社も決まり、卒業して社会人になる日が近づいてきます。 わたしは、学業には問題はないのですが、人間関係で悩んでいて、社会人になってもやっていけるのかと不安を抱えています。 わたしは、地方出身なので、親元から離れて、家賃の安いマンションを借りて大学に通っています。大学へは電車通学です。 一年生のころは、同じ地元出身の女の子と同じ駅から大学に通っていました。 その女の子は、自分の自慢話をします。 電車に乗っている長い時間、自分の持ち物のバッグや腕時計、スマホやブローチなどを、誰々からもらった、その人はこれこれこういうふうに地位があって、資格をもっていて、先祖はこういうエライ人で、といったことを話します。 毎回、見栄っぱりな話を聞かされるのが嫌で通学の時間帯を変えて、一人で気楽に通学するようになりました。 学校に行くと、友だちはいるにはいます。 わたしは、その友だちと話しても、思いきり、自分の思うようには話せません。そして家に帰ってくると思うとおりに話せなかったことで暗く憂うつになり、無気力になり、何もやる気を失くしてしまいます。 わたしは、友人たち4人か5人で話すときは、みんなが笑うときは、わたしも笑うようにしています。でも、思いきり楽しく笑えません。 笑っている顔がなんとなくひきつるからです。 目が緊張して声も小さくなります。 わたしは、何人かの人と話してもその中に溶けこめません。自分の意見も言えません。 人と話をしているとき、話が途切れるのが恐いのです。人につまらない人間だと思われたくない、嫌われたくないと思います。 先日、大学の教授をまじえた6人くらいの人たちと話をするという場面がありました。社会人としてのマナーとか、言葉遣い、態度、動作のふるまいについてのレクチュアといったことが話題でした。 その教授がわたしに言いました。 「なんだか寂しそうに見えるよ。朝食は摂れているのかな?」 わたしは、友人に相談しました。「先生から暗いって言われたような気がするけど、実際のところどう見えるのかな?」 友人は、「いつも視線が下を向いているよね。下を向くと、謝っているような姿に見えるね」と言います。 でも、わたしは、会話のときに、相手の顔、目を見て話をするとひどく緊張するんです。 人から見られていると思うと声は震えるし、顔はひきつります。 授業中、人の目を意識するととてもあがります。手や足ががくがくと震えます。 もう死んでしまいたいと思います。発表が終わると涙が出そうになります。 (鈴山鳴子(仮名)、22歳、大学生) |
谷川うさ子さん |
《ポルソナーレのカウンセリング》 ひところ、事例の相談のような「人から見られているとおもうと、緊張する、声が震える、人の輪に入れない」といった悩みは、対人恐怖症とか、視線恐怖症とか呼ばれてきました。 今は、こういう症状名で病理を言い表すということは減っています。 インターネットを介して人と話したり、コミュニケーションをとることが多くなっているからということもあります。 それよりも、もっと大きな理由は、相談者のように無理にでも人と関わりをもつとか、緊張して震えても人の前で話をする、という現実を避けるようになっているからです。学校には行かない、仕事にも行かない、家の中でネットを介してバーチャルな社会と「つながっている」と思えば、淋しくもなんともない、孤立していても平気、という人たちが一般的な傾向になっているからです。 しかし、相談の事例のような「人の顔が見れない、人の目が気になる」という症状が日本人の中から消えてなくなったわけではありません。姿を変え、形を変えてあらわれています。 「部屋の中を片付けられない」「家の中がゴミ屋敷になっている」「ゲーム依存症で、一日中ゲームに取り憑いている」「入浴しない」「異常に病気になるのを気にしている」「目が見えない」「耳が聞こえない」といったような症状に転化しているのです。 これらの症状を強迫神経症といいます。自律神経の交感神経が働いていなくて、自己免疫疾患が生じています。 副交感神経がつねに優位になっているので、血流障害が起きて、ヒスタミン、セロトニン、アセチルコリン、プロスタグランジンなどの生化学物質が、ふつうの生活やふつうの人間関係をつくろうとすると、激しい苦痛や不安、不快感をつくり出します。何もせず、家の中でじっとしていると快適な状態になります。 「こういう強迫神経症を脳の働き方から分析すると、擬似行動というのです。 社会的に意味のある行動が止まると、病理のあらわす行動を『これは正しい行動だ』と丸暗記するのです。 生育歴の中で母親が、グチを言うとか、誰かの悪口を言うとか、子どもをバカにしたりののしると、この母親の子どもは、とくに女の子は、強迫神経症をつくるのです」と説明するのは、ポルソナーレの熊野クマ江さんです。 日本人は、仕事でも学校でも「言葉」を丸暗記するのではなくて「行動」を丸暗記します。このとき憶える言葉はたんなる記号にしかすぎません。 多くの日本人は、言葉を憶えても辞書を調べてその意味を学習しないのが「記号」ということの証拠です。 「わたしの場合は、母親が夫(父親)のことをひどく嫌っていました。 私の結婚は失敗だった、お前も結婚なんかするなといつも言っていました。 ポルソナーレから、聞き書きを止める、話を聞くとき、要点だけをメモに執ることを、特別の個人指導で指導されました。すると、顔のひきつり、手の震えが治りました。これで若年性の痴呆症にならずにすむ、と言っていただきました。高齢になっての認知症の心配もなくなってとっても安心です」と、鈴山鳴子さんは喜びと感謝の言葉を語ります。 |
谷川うさ子さん |
関連ページ:予防と改善の決定版「日本人の認知症(痴呆症)、および要介護状態」の引き起こされ方と増加のしくみ。 関連ページ:「予防と改善の対策」 日本人の認知症(痴呆症)は、日本人の多くの人がおこなっている学校の勉強や仕事の憶え方の「丸暗記」が直接の原因である。 関連ページ:脳を発達させる日本語トレーニングペーパー パートIV、第9ヵ月め学習テーマ 認知症(痴呆症)の改善の仕方への真実の愛のメッセージ 関連ページ:脳を発達させる日本語トレーニングペーパー パートIV、第9ヵ月め学習テーマ 日本人の最大の問題である「要介護状態」「認知症」(痴呆症)の予防、防止、改善 ◎この「読むだけで幸せになる手紙」は、メルマガでも配信しています。 メルマガ申込みはこちら。 メルマガバックナンバーはこちら。 | 谷川うさ子さん |
←前へ 次へ→