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全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング
ポルソナーレのカウンセリング・ゼミが明らかにした
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くわしい説明や実証は、カウンセリング・ゼミを受講していただくことで学習していただけます。個別のアドバイス、実践のしかたのレクチュアもおこなっています。お困りの方はご予約の上、ご相談なさってください。 平成27年8月から要介護問題に焦点をあてて研究、開発して分かったことは、次のことです。 一、要介護状態は、中核症状(行動の止まり)と周辺症状とでなりたっている。 周辺症状とは、多くの日本人の女性、男性が病理症状としてもっている「赤面症」「手、声、脚が震える」「不潔恐怖症」といったもののことである。 二、日本人の要介護状態は、周辺症状がなんらかのきっかけで「行動を止める」ことから始まる。 だから、要介護状態を「予防する」ということは、「赤面症」や「手、声、脚が震える」「不潔恐怖症」に典型的な周辺症状を改善することである。 三、日本人の女性、男性の要介護状態に至る道のりは、周辺症状がずっとつづいていることですぐに診断される。 では、どういう女性、男性が周辺症状をかかえこんでいるのか?と診断できるのか? 「会話のときに、相手の顔、目を見ない人」「相手の話を、顔、目を見ないで聞く人」だ。 また、「会話をしているときに、相手の話を自分の話す言葉にしないで、話を飛躍させる、話題を広げて、思い浮ぶままの言葉を果てしなく話しつづけて止まらない」というのも重症の周辺症状である。 四、要介護者の「行動の止まり」を改善するには、「話し手の顔を見せながら話す」「要介護者の目、顔を見ながら話す」ことが基本である。 ブルガリア方式で話し、脳の中に「認知的不協和」を発生させる。望ましい「行動」をおこすまで持続することだ。 |
谷川うさ子さん |
ポルソナーレが解明した日本人の要介護状態は、中核症状という「行動の止まり」と周辺症状という「擬似行動」から成り立っています。「擬似行動」とは、仕事でも学校の勉強でも、恋愛とか結婚の中の生活の中のことでもいいのですが、どんな「行動」でも、その「行動」をあらわす「言葉」を憶えていないことをいいます。 「そんなことはない。わたしは、自分の仕事のことの行動の言葉はどんなことでも憶えています」と思う人は多いでしょう。 しかし、このように言う人でも、「行動の仕方」は丸暗記していても、「行動」の言葉は憶えていないのです。 これは、どんなに専門の仕事に就いている人も、どんなに高度の資格をもっている人も、どんなに高い学歴の人も同じで変わりません。 「擬似行動」とは、「言葉」を単に「記号」としてしか憶えていないことをいいます。 「仕事が成り立っていればいいのでは?」というように考える人は多いでしょう。 「果してそうか?」と問うのが「要介護状態」です。「仕事が成り立っていればいいだろ?」と考えている人は、必ず、「周辺症状」をあらわします。 典型は「赤面症」です。とくに女性に多い症状です。 人間の「行動」は、脳の中の視床下部がつくり出します。「欲の脳」といわれています。「欲」とは「性の欲」と「食の欲」のことです。「視床下部」は、女性の「性の欲」と男性の「性の欲」の中枢神経に分かれています。 「人間関係」と「言語」をつくり出すのが女性の「性の欲」の視索前野です。したがって女性は、「生殖」と「対幻想」(言語、人間関係の法則のことです)の二つの「性の欲」をもつのです。男性は、「生殖」に向けての「行動」だけで「対幻想」はつくれません。だから、男性は、女性から「言語」と「人間関係」の法則を学習するしかないのです。「女性の話をおしまいまで肯定的に聞けない」という男性は、周辺症状をつくり、年齢の早い段階から要介護状態におちいります。 女性は、母親から「顔、目を見て話してもらえなかった。子どもの自分の話をおしまいまで聞いてくれるということがなかった」というとき、「行動」はいつでも止まるというリスクを抱えています。 「言葉を記号としても丸暗記できない」したがって「行動も、動物が芸を教えられるように反復してようやくできるようになった」という丸暗記でおこなっています。 女性は、ここで、「その仕事はいつまでも終わりますか?」などと質問されると、「言葉」を記号としても憶えられないので、何も言えず、「赤面する」のです。「対幻想」が消滅して「生殖としての性」の意識が思い浮びます。 大勢の人の前であたかも性の行為をあらわしているかのような錯覚がおこり、これがヨソ者とか、共同体からの追放とかの「恥意識」となり、「赤面」します。 要介護に至る周辺症状の病理症状のつくられ方とは、おおよそこういう脳の働き方がつくり出します。 「対幻想」とは、吉本隆明による説明の概念です。多くの人には、「見たことも聞いたこともない言葉」であるでしょう。 「個体・家族・共同性としての人間」(『情況への発言』徳間書店・所収、昭和54年東京医科歯科大学お茶の水祭講演)にくわしく説明されています。 多くの人に、読まれている文献です。 人間の脳は、生理的身体だけではなくて、人間的意識をつくり出して、「観念の世界」を形成しています。したがって哲学による理解が不可欠なのです。「AI」(人工知能)など、人間の脳の働きの10パーセントにも満たない部分しか動かしていないということがよく分かります。 それだけに、テクノロジーに依存すると、その日から痴呆症のゾーンで、「超擬似行動」(つまり動物一般と全く変わらないということです)によって、生きることを諦めてその日暮らしで生きているといえるのです。 ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、日本はもちろん、世界でもゆいいつ、要介護状態の対策に本格的にとりくんでいます。 平成28年度も、現ゼミ生の皆さまの厚い御支持を得て、お役に立つ対策をお伝えします。 |
谷川うさ子さん |
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