日本人の心・精神の病気は、黙契(もっけい)から始まります。黙契とは、行動をくりかえすと型になり、この型に名前をつけて「名詞」にすることです。動詞がつくった名詞です。
行動(動詞)は「目的」が必要です。「目的」は対象ともいいます。対象とは「名詞」か「抽象名詞」です。
日本語の動詞文は、動詞で名詞もつくり出しています。おもに訓読みの名詞、抽象名詞のことです。
これは、実体は、動詞であると分かりましょう。
したがって、日本語には、正しい意味の名詞(対象=目的)は無いのです。
だから、行動していても正しい行動ではないので、病気になって行動が止まります。それは今日でなければ明日、明日でなければ、三日後に必ず、病気の発症と行動の止まりがあらわれます。対策は、音読みの名詞、抽象名詞の言葉を話すことです。意味も正しく調べて理解しましょう。
日本語は、脳の言語野でみると動詞だけを記憶する言語領域でつくられています。
名詞も抽象名詞も動詞の言語野でつくられています。
ところが、仕事も社会も国の法律も、人間関係も、音読みの名詞、抽象名詞でつくられています。
しかし、日本語は「動詞」で「名詞」をつくって、これを「名詞である」「抽象名詞である」と憶えているので、偽(ぎ)の名詞、抽象名詞を本物の現実だと思いこんでいます。
日本人の頭の中に思い浮ぶニセの名詞、抽象名詞が「真実の正しい現実だ」と思いこみ、「訓読み」として一般化しています。これが「禁制」です。
日本人は、現実を二重に見ています。
現実(リアル)をニセモノと見なしています。
その結果、ニート、不登校にみるように、ニセの現実を堂々と、何の心配もせずに生きています。
しかし、自律神経の働き方をみると、病気の人生はやっぱり病気の人生です。「がん」や「心臓病」「脳の血管の病気」が発生し、お金がかかることは誰もが知るとおりです。
病気の人の当の本人はすでに「病気の人生の方がいい」と強固に変わろうとはしないので、まわりの人、とりわけ、一人暮らしの人は、このあたりのことを考えて、ポルソナーレの教える「音読みの名詞、抽象名詞を正しく学習すること」をおすすめします。