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全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング
読むだけで幸せになる手紙
頭の中の歌、人の声はこうすれば消せる一つのことが気になる、それがずっと頭から離れない。誰かの声だったり、歌だったり。 |
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わたしには、結婚の約束をしている彼がいます。中学2年生のときに同級生だった男性です。中学2年生から恋人関係になりました。 わたしは、いま25歳です。 ずっと恋人関係をつづけてきています。 その彼にも言えないのが、頭の中に誰かが話している声が思い浮んで消えないことです。 会社では営業の事務をしています。大学を卒業して入社しました。一年目は先輩の女性2人からひどくいじめられました。 わたしはじぶんでいうのははばかられますが、とても可愛かったので男性上司からとても親切にされました。その2人の女性の先輩はそろって退社しました。 新しく後輩になる女の子が入社してきました。 四月野雪子さんです。相性がよく、楽しくお話できます。 ひとつだけ困ることがあります。 わたしの部屋に人形があります。その人形にわたしの魂が移って、寝返りをうつんです。わたしが動くと、目が動いて、わたしの姿を追うんですよ。 わたしは、こういう話は大嫌いなのです。すぐに信じてしまうからです。 「人形に魂が移るんですよ」。 この日からこの言葉が頭の中にこびりついて離れなくなりました。わたしの部屋にも人形がたくさんあります。どれも大事にしています。部屋に入って人形を見るのが、なんとなく不安になりました。 わたしの頭の中は、じぶんの頭じゃないみたい、勝手に動いている、とハッキリ自覚したのは中学3年生のときでした。 受験勉強をしていると歌が流れるのです。 「何をやってんの?」と思いました。勉強しているのに頭の中に歌とかメロディが思い浮ぶと集中できません。 学校の先生に相談しました。 「受験のストレスだ。病院など行く必要はない」と言われました。 病気じゃないんだと安心すると、受験勉強にうちこむことができました。 |
谷川うさ子さん |
ポルソナーレのカウンセリングです。 「ものの考え方」というものがあることは誰でもよく知っています。 人間は、「ものの考え方」を二種類もっています。 ひとつは、言葉で考える「ものの考え方」です。もうひとつは、脳の働き方がおこなう「ものの考え方」です。 ご紹介した手紙の遅咲桜子さん(仮名・25歳)は頭の中にひとりでに思い浮ぶ「人形に移った魂」や「歌、メロディ」を、言葉では「そんなの、変よ」と理性で考えています。その遅咲桜子さんの脳の中には、「魂が移った人形」という言葉や受験勉強中とか仕事の中で歌やメロディがひとりでに思い浮んでいます。これが二つめの「ものの考え方」です。 脳の働き方がつくる「ものの考え方」にもきちんとした法則があります。法則のとおりに脳が働けば、「魂が移って寝がえりをうつ人形」といった言葉が思い浮ぶことはありません。 脳の働き方のメカニズムは「長期記憶」か「短期記憶」かのうちどちらかです。「短期記憶」の働かせ方をする人の脳が「頭の中にひとりでに歌やメロディが思い浮ぶ」のです。 わたしは、ポルソナーレのアドバイスをいただきました。 「長期記憶」のための脳の働き方を教えていただきました。 それは、ふだんの生活の中で「物と物の関係」を法則と理解して実行するということでした。「机とイス」は、「使ったら机の下にイスを戻す」「コップなどの器は、使ったらそのつど洗って所定の位置に置く」などです。 そのほかいくつかの例をあげて教えていただきました。 今では、恋人に、「わたしって、こうだったのよ」と明るく笑って話せるくらい知的にものを考えられるようになりました。 |
谷川うさ子さん |
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