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読むだけで幸せになる手紙
脳の働きのフリーズ、怒り、息切れしてパニックになる対策アスペルガー症候群かどうかの診断基準。 |
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『ぼくはアスペルガー症候群』(彩図社)を書いた権田真吾さん(42歳、会社員)のアスペルガー症状の説明がケーススタディです。
ぼくはアスペルガー症候群です。アスペルガーの人は偏食が多い。その偏食が度を越している。ピーマンやニンジンは問題はない。キュウリやブロッコリーは苦手だ。キュウリはあの食感が嫌なのだ。 子どものころ習っていた英会話の先生も、非常な野菜嫌いだった。 「今でも野菜は苦手だ」とその先生は言っている。 嫌だ、と思うものへの拒否の態度、行動をいつでもどこでも、誰にでも、場も状況にもかかわりなくハッキリ現わすのがアスペルガー症候群です、と権田真吾さんは言います。 ぼくは、アスペルガーですと説明するのは権田真吾さんです。 「追い詰められると、してはいけないと分かっていてもパニックになり、暴走します。 ノルマ、納期が重圧になり頭がパンクします。 あれは気に入らないという発言を会社の中でも平気でしゃべる。暴言癖がある。文句を言い、言わなくてもいいことをしゃべって、会社を辞めさせられました」。 物忘れが激しいのもアスペルガー症候群のもつ障害の一つです。 パソコンのインストール中に手順を何度も忘れるので、何度もマニュアルを確認します。マニュアルを見ているのに手順を忘れる。 コンピューターの開発言語やプリンタの操作手順もなかなか覚えられません。 「ぼくは、あまりの物忘れの激しさに認知症を疑いました。 脳神経外科を受診してCTスキャンを受けました。しかし脳細胞の萎縮は認められませんでした。しかし物忘れと、記憶できないという症状はあります。それがアスペルガーだったのです」。 |
谷川うさ子さん |
ポルソナーレのカウンセリングです。 アスペルガー症候群といわれているものの症状の特徴は 「自分の好きなようにしゃべる」 「自分の気に入ったとおりに行動する」 「自分の感情のとおりにならないものには、自分の感情を優先して、社会の中でも公共の中でも、自分がつくった行動ルールを押し通す」 というものです。 ものごとはどんなことも「秩序」で成り立っています。自然秩序、社会秩序、人間関係の秩序、思考の秩序、などです。 「アスペルガー」といわれる脳の働き方は、現実社会の中の「秩序」をそのとおりに憶えていません。一見して憶えているように見えて、丸暗記で、つじつまを合わせているだけです。自分が好みでつくった自分だけの秩序(自己倫理ともいうべきものです)のとおりに、社会の中、人間関係の中で現わします。これ以外の秩序は一切、忘れる、キョーミがないので無視する、マニアのように気に入ったことだけを熱心におこなうという脳の働き方をします。 「アスペルガー症候群」と障害名をつけると安心しますが、こういう「右脳・実像」の暗記中心(テクノロジーによるディスプレー表示は暗記のバリエーションです)の人は「スマホを持ちながら見ながら歩く人」も同じカテゴリーなので、「発達障害」というほど特殊な異常現象ではありません。 アスペルガー症候群の人には、支援センターから「ジョブコーチ」というアドバイザーがつくことで仕事も、人間関係もうまくやれるようになる。 「道筋をつけてあげる人」がいると社会に適合できる。失敗した原因は何か?を一緒に見つけてもらうのだ。 ◎この「読むだけで幸せになる手紙」は、メルマガでも配信しています。 メルマガ申込みはこちら。 |
谷川うさ子さん |
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