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全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング
読むだけで幸せになる手紙
「知的好奇心が旺盛なわたし。でも習い事は長続きせず、
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《相談の事例・わたしは、習い事が好きです。 しかしどれも続けられません。辞めるたびに体調が悪くなり、抑鬱がひどくなっています》 わたしは、看護師です。 人間関係がうまくいかなくて転職をくりかえしました。今の職場はなんと10ヵ所目の病院です。 わたしは、一人暮らしです。 お付き合いしている男性がいるのですが、どこか不信感があって結婚する気持ちには踏み切れません。 わたしの母親の影響かともおもいます。 母親は、じぶんの実の姉のことを、昔はこうだった、ああだったと折に触れて話していました。その姉にあたる人と会うと、その母親の姉(伯母)も、わたしの母親のことを、昔はああだった、こうだったと話すのです。人間って、カゲではこういうふうにガラリと変わるものかと恐い気持ちになります。目の前で話されている言葉は、ふだんの行動と何の関係もないとおもうと、話を聞いているときに気分が悪くなるのです。 父親も、働いている時の行動と、家の中の父親では別人のようです。 家の中ではひどくケチでお金のことになにかにつけて難癖をつけます。 わたしは、これまで何人かの男性とお付き合いをしましたが、どの男性もじぶんの仕事を自慢します。他者のことは見下して話します。 わたしは知的好奇心がつよいので習い事をつづけています。 聖書の勉強会、お茶、子どもへの絵本の読み聞かせ会、老人のいる施設でのボランティアと老人の話を聞く勉強会、手芸、調理などです。 わたしは、一時間なら一時間と決まった時間内なら明るく、作った好感度のいいパフォーマンスで、楽しく話をすることができます。 決まった人と長い関係の中では、うまく話せなくなります。表情もなくなり、うっとおしい性格になるのです。相手がギョッとするようなことを質問したり、相手が何と言っていいか分からないようなことをひとり言のようにしゃべり出すのです。 習い事は、どれも続かずに辞めてしまいます。 こんな生活をつづけてきて、もう40歳になりました。 病院の仕事は日ましに、年々忙しくなるばかりで、人手不足で疲労してきつくなっています。 体調が悪い日が多く、内臓のあちこちに疾患もあります。 わたしの神経症はもっとひどくなっていく一方のような気がしています。 (南波圭子(仮名)、40歳、病院勤務) |
谷川うさ子さん |
《ポルソナーレのカウンセリング》 ポルソナーレは、日本人の要介護状態にいたる認知症(痴呆症)は、「行動の止まり」を意味する中核症状の前に、周辺症状がすでに起こっているということをつきとめました。 脳の働き方のしくみを解明してこのことを明らかにすることができました。 周辺症状とは、大きく分けて「妄想をしゃべること」と「強迫障害のとおりに行動すること」の二つに分けられます。 相談者の南波圭子さん(仮名)の母親は、実の姉のことを、「昔はこうだった、ああだった」と話す女性です。 これは、「妄想」です。 認知症(痴呆症)の中核症状に移行すれば、徘徊とか家出とか、家の人にでも誰にでも暴言や暴力をふるうという周辺症状をあらわします。 相談者の南波圭子さんは「強迫神経症」をあらわしている女性です。 ふつう強迫神経症というと「高い所が恐い」とか「家の玄関のカギを閉めたかどうかが気になって、確かめに戻る」「何か、占いとか、まじないの効果のあるようなことを行なわずにはいられない」などの神経症とも精神分裂病とも区別のつきにくいグレーゾーンの常同症のことをいいます。 相談者の南波圭子さん(仮名)は、強迫神経症者です。 どこが強迫神経症なのか?というと「習い事が続かない」が強迫神経症です。「行動が止まる」というのが強迫神経症の特徴です。 「人からキツく言われたから、もう止める」というのは強迫神経症です。 人の声が不快な音、恐い音になれば、今の自分の行動を止める、というのが強迫神経症です。 「これは、脳の働き方のしくみと、もう一つ、吉本隆明の説明する人間の『眼』の働き方の説明を理解しなければ『よく分からない』という内容です。『眼』の働きは二重になっています。『感覚の知覚』と『知覚の認知』の二つです。 日本人は、『感覚の知覚』だけでものを見ます。たとえていうと鳥、魚、動物一般がものを見るときの機能と同じです。 日本人は、この機能を『言葉の丸暗記』にも用います」と説明するのは、ポルソナーレの熊野クマ江さんです。 相談者の南波圭子さん(仮名)は、母親から「意味不明の言葉」を聞かされました。言葉と行動が一致するという言葉ではなくて、いくら言葉を憶えてもその言葉はどんな行動も成立させないという言葉の憶え方を学習したのです。 これじゃあ、人の話を聞いても、「自分は何をすればいいのか?」が分かりませんね。 「ポルソナーレに入会して、特別の個人指導を受けました。自分の行動がプツンプツンと切れるように止まるのは、言葉そのものを記憶できない記憶障害だということが分かりました。すぐに習い事も、生活の中のことの行動を止めるから強迫神経症となり、血流障害が起こり、体のあちこちに疾患ができていたのです。 このままでは、50歳にもならないうちにアルツハイマー病になってもおかしくないことに気づかされました。 始めに、相手の話した言葉の名詞とか形容詞を復唱して、ブルガリア方式で実行につなげることからとりくみました。 今では、体調も良くなり、いつも頭の中がスッキリしている毎日です」とは、南波圭子さんの喜びと感謝の言葉です。 |
谷川うさ子さん |
関連ページ:予防と改善の決定版「日本人の認知症(痴呆症)、および要介護状態」の引き起こされ方と増加のしくみ。 関連ページ:「予防と改善の対策」 日本人の認知症(痴呆症)は、日本人の多くの人がおこなっている学校の勉強や仕事の憶え方の「丸暗記」が直接の原因である。 関連ページ:脳を発達させる日本語トレーニングペーパー パートIV、第9ヵ月め学習テーマ 認知症(痴呆症)の改善の仕方への真実の愛のメッセージ 関連ページ:脳を発達させる日本語トレーニングペーパー パートIV、第9ヵ月め学習テーマ 日本人の最大の問題である「要介護状態」「認知症」(痴呆症)の予防、防止、改善 ◎この「読むだけで幸せになる手紙」は、メルマガでも配信しています。 メルマガ申込みはこちら。 メルマガバックナンバーはこちら。 | 谷川うさ子さん |
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