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全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング
読むだけで幸せになる手紙
「人から見られていると思うと顔が赤くなり、
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クマ江さん |
《相談の事例》 「わたしは、人と向かい合って話すとき、じっと見られていると思うと、顔がまっ赤になり、汗もどっと吹き出てくるので困っています」 (佐川里子(仮名)、35歳、女性、主婦、パート勤務) わたしは、人と向かい合い、話をすると、自分がじっと見られていると思います。 すると、顔がまっ赤になります。顔に汗がどっと出てきます。恥しくなって、顔が赤くなったり、汗が出ていることばかりに気をとられて、何の話をしているのかが、ボーッとなってしまいます。 相手の視線が、少しでも自分から逸れるとホッとします。 どんなに親しい人でも、顔が赤くなるので話に集中できません。人がじっと見ているときに字を書くと、手が震えます。会話のときは、自分の思っていることがうまく話せません。話そうと思うと、喉まで声が出ているのに、こんなことを話すと相手を傷つけるのではないか、言わない方がいいのではないかと考えているうちに、話す機会をなくします。 |
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《ポルソナーレのカウンセリング》 人と会って話をしているときに胸がドキドキしてきて顔が赤くなる、顔や脇に汗が出てくる、人が見ていると思うと字を書く手が震えてくる、という症状は、対人恐怖症であると説明されてきました。 昭和50年代くらいまでの日本の精神医学の研究者は、こんなふうに説明しています。日本人の対人恐怖症は、大正時代から始まっています。このころは、森田療法で知られている森田正馬が「対人恐怖症の症状」をヒポコンドリー(神経質症、もしくはヒステリー症)と名付けました。 ポルソナーレが脳の働き方のしくみ(言葉の生成のメカニズム)から「対人恐怖症」を考察してみると、「対人恐怖症」とは、「強迫観念」と「強迫行為」(神経症)のいずれか、もしくは両方のことであることが分かりました。 「人が見ていると思うと」というのが強迫観念です。 「汗が出てくる」「何も話せない」「手で字を書くと、手が震える」というのが強迫行為(神経症)です。 強迫観念はなぜ起こるのか?というと、直接の原因は、生育歴の中で「母親が子どもの顔、目を見ない」「ソッポを向いてしゃべる」という経験です。 日本語は已然と未然の「動詞文」です。 動詞文の「動詞」が已然と未然の「自分自身にとって」をあらわします。「見る」「聞く」が「動詞」です。 「母親が顔、目を見ない」とは「自分も母親の顔、目を見ない」「聞かない」という動詞文を脳の働き方としてつくります。 脳の働き方は、「母親の状態、状況、場面が分からない」という形容詞のあらわす言葉を「不明」と認知するのです。ここで「見る」「聞く」という動詞は「分からない」という言葉を「シク活用の形容詞」で言いあらわします(悲しい、さみしい、辛い、など)。 人間の人間関係の行動は、「性の欲」(視床下部の視索前野です)がつくり出します。「性の欲」は「生殖としての性」と「対幻想としての性」の二つがあります。 日本語の「動詞文」は「対幻想の性」を否定します。 「対幻想」とは、「人間関係と言語の法則」のことです。これは、「名詞文」そして「抽象名詞文」が可能にします。 「顔が赤くなる」のは、人間関係を「生殖としての性」を「動詞」で言いあらわすことがつくり出します。カテゴリーでいうと、性的に接触する仕方で話そう、話したい、これしか話したくない、というときに「対幻想」から孤立して赤くなるのです。ちょうど公衆の面前で裸になるような意識です。 「これはまずいんじゃないか」とは思わずに、なんとしても「生殖としての性」だけで人間関係をつくろうと強引に行動するのが「強迫神経症」です。ここで沈黙しても強引に行動する意識はもっと強力になるので「汗は出る」「手も震える」のです。 「ポルソナーレに入会して特別の個人指導を受けました。 このままだと、明日にも要介護状態と同じになると指摘されました。 対策は、『A is B』式の名詞文を練習することでした。 1ヵ月もしないうちに改善して、何の問題もなく会話できるようになりました。 今では、夢を見ているように幸せな毎日です」と、佐川里子さんは喜びの声を語ります。 |
谷川うさ子さん |
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