全日本カウンセラー協会 ポルソナーレ


全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング

読むだけで幸せになる手紙

忘れるって、何を忘れることなの?

今月(7月)の厚生労働省の発表。
10年後には、認知症(痴呆症)の人は、700万人になる。
5人に1人が認知症(痴呆症)だ。
ポルソナーレの脳の働き方から見た、対策と予防策。

 認知症(痴呆症)か?どうか?がハッキリしないグレーゾーンのもの忘れがあります。
  宮里好一(沖縄リハビリテーション病院長『痴呆の基礎知識』星和書店)によれば、次のようなものです。

 「わたしは、このごろ物忘れがひどいようにおもいます。会社の同僚の名前が思い出せないのです。会議で擬似を進行させるために発言者を指名しようとすると、どうしてもその人の名前が思い浮ばずに、今、挙手された方、などとごまかしてしまい、出席者から変な顔をされていっせいに見られたことがあります」(山口五郎さん(仮名)・50歳)

 宮里好一による診断にしたがえば、山口五郎さんは認知症ではない、ということです。しかし、仕事の中で重要なことを忘れて、仕事そのものに支障が生じているので、必ずしも正常な物忘れではないといいます。

 「山口五郎さんのような物忘れの人はけっこう多いのです。
 しかし、痴呆症かどうか?を診断する問診のテストをすると、だいたい正常の範囲の物忘れであることがおおいのです。
 念のためにMRI(磁気共鳴画像撮影)をおこなってみると、半年後、とか、一年後にアルツハイマー病をおこす支障が見つかることもあります」(宮里好一。リライト・再構成)

 このような「物忘れ」を見て重要なことは、「忘れるとは何か?」ということです。
 認知症(痴呆症)は「体験したこと」そのものを忘れることだとはよく知られています。
 山口五郎さんは、「会議があったこと」「会議の席で、議事の進行役をつとめたこと」「議事の中で指名したこと」は憶えています。宮里好一はこの点に注目して認知症(痴呆症)ではないと診断しています。

 宮里好一がおこなった「認知症かどうか?」を診断するテストとは「長谷川式簡易知能テスト」といったものです。ここでは、日常生活の中で当然憶えておかなければ困ることが質問されます。「住所」や「今日の日付け」「数の逆算」「日頃見聞きしている物の名称」といったことです。これは、「長期記憶」の診断です。
うさ子
谷川うさ子さん

ポルソナーレの脳の働き方をレクチュアする
教育の現場からのカウンセリングを説明します。

 認知症(痴呆症)とは、アルツハイマー病とか、脳血管性の痴呆による「物忘れのことだ」というのが、今の医学の一般的な説明です。アメリカの精神医学協会がつくったDSM-Ⅳ(「5」も)でもこういう見解です。
 誰もがこの見解を信じて、受け容れています。

 ポルソナーレの考え方はちょっと違います。
 アルツハイマー病や脳血管性の痴呆が認知症の原因ならば、それはどういうしくみで起こるものか?この説明誰もおこないません。それが原因だとすると、対策、改善の仕方は何か?これも、誰も説明しません。
 理由は、「疫学」で説明されているからです。
 「疫学」は、原因とか理由について考えることを「しちめんどくさい」とする学問のことです。

 そもそも「長期記憶」ということの理解からしておかしいのです。誰もが「長期記憶」というと「丸暗記」のように「長く憶えること」と理解しているでしょう。
 脳の言語野以外のところで「長期記憶」とは「忘れないことだ」「どんどん憶えて問いに答えられることだ」と思い込むのは「その人の勝手」というものです。
 しかし脳の働き方で「長期記憶」というのは、「客観を憶えること」「空間性の法則・規則・論理を憶えること」です。
 それも、必ずしも「知的に憶えること」だけをいうのではなくて、「体験としてくりかえし行動して、反復を止めないこと」「行動を止めないこと」が「長期記憶」の定義です。

 したがって、日本人の「認知症」(痴呆症)とは、この「長期記憶」の対象の行動がないことをいいます。
 日本人の脳は、この「長期記憶」を「脳の言語野」ではおこないえません
 日本人は、感覚(知覚)の脳の部位、この「長期記憶」を「倫理」としておこなっています
 したがって、日常生活の中の「人間関係のルール、約束、きまり」を守らないばかりか、拒否したり、否定したり、反抗したりすることを喜ぶ人が、若くても認知症(痴呆症)になるのです。これが最も正しい診断基準です。

 認知症(痴呆症)になっていちばん困ることは、施設に入ったり入院すると、「一月あたり、35万円とか55万円とかの費用が発生すること」です。
 いらざる支出をおこなって経済破綻を避けるためにも予防と対策を習得しましょう。


 「入浴を拒否する人」への対策は、「ブルガリア方式」と「ハーバード流交渉術」です。
 人間の脳の「認知的不協和の法則」を活かします。
うさ子
谷川うさ子さん
うさ子
谷川うさ子さん

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