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全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング
読むだけで幸せになる手紙
日本人の認知症(痴呆症)の社会現象
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クマ江さん |
《ネット依存症》の事例(夕刊フジ・2月21日より) スマートフォンなどが片時も手離せない「ネット依存症」の患者が低年齢化している。 10代、20代が中心だったが、小学生にも広がって、専門医を受診している。 小学生の3分の1がスマホや携帯電話を所有している。 20代は、休日の3時間はスマホを見ている。 ある女性は、中学生からスマホが手離せなくなって入浴、トイレ以外はゲーム、チャット、ラインに没頭して、不登校になった。 交流サイト(SNS)でいつも連絡をとり合わないと不安になる「きずな依存症」も増えている。 「不登校」「引きこもり」に陥る悪循環が生じて、専門医を受診しているケースもある。 「親がいつもラインを利用しているのを見てマネをする」「親がおもちゃ代わりにスマホを与えているのがきっかけになっている」「使いすぎを注意すると怒り出す」という症状が見えたら「ネット依存症」が疑われるという。 |
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《ポルソナーレのカウンセリング》 人間の脳は、言語とルールやきまり(規範)をつくり出します。そして、言語と規範にもとづく「行動」をつくり出します。左脳が「言語」をつくり、右脳が「行動」をつくるというメカニズムになっています。 人間の脳が「言語」と「行動」をつくり出す仕方は二つです。 一つは、言葉や文章を読む、聞くなどで学習すること、もう一つは、目で見る、耳で聞く、手で触るなどの経験に言葉をつなげることです。 脳の中でこういう働きをするのは、ブローカー言語野・「右脳・実像」という部位です。 人間が、なにかの「行動」をつくり出すのは、「欲の脳」といわれる視床下部です。 「食欲」と「性欲」が行動をつくります。 「食欲」は、何らかの言語も人間関係の規範もつくりません。「性欲」だけが、言語と規範をつくります。 女性の「性欲」の中枢の視索前野だけが言語と人間関係の共同の規範をつくります。 しかし、日本人の女性は、視索前野の「生殖としての性」と「言語と人間関係の法則をつくる性」(対幻想といいます)のうち、言語と人間関係の規範の法則を母親から教わっていません。「生殖としての性」を言語と人間関係の法則と取り違えて錯覚しています。 男性の「性の欲」は、背内側核が中枢です。「空間認知」をつくり出します。 女性の言葉を聞いて、言語と人間関係の法則を学ぶのです。 女性とは、おもに母親、そして恋愛や結婚の相手の女性です。 この女性が病理の言葉しか話さないという時、男性は、要介護状態に至る周辺症状を抱えて生きることになります。 日本人が、健全で、健康な脳の働き方をおこなうには、視床下部の生み出す「行動の欲」(性の欲)を「左脳の視覚野」「左脳の聴覚野」につなげる必要があります。 「左脳の視覚野」が現実のルール、きまり、約束を見るのです。「左脳の聴覚野」が、言葉の中のルール、きまり、約束を聞くのです。 ところが、多くの日本人は、「右脳の視覚野」でものごとを見ます。色とか香とか、味といったことにかかわるものしか見ません。「右脳の聴覚野」は、自然の音しか聞きません。 日本人の脳の働かせ方は、「左脳の目で見たものを右脳の目で壊す」「左脳の耳で聞いた言葉を右脳の耳で壊す」ということをおこなっています。これが、ほとんどの日本人がおこなっている脳の働かせ方です。 もともとの根拠は、日本語を「内扱い」で使うことにあります。 この日本語を「内扱い」で使う初めの人は母親です。「0歳8ヵ月」以降、1歳半から3歳にかけての子どもは、母親の話す言葉のとおりに脳を働かせはじめます。 「母親が子どもの顔、目を見ない、ソッポを向いてしゃべる」と、その子どもは、「言葉を憶えることができなくなる」のです。「行動」も言葉で憶えるものなので「行動」のルール、きまりも憶えられません。 するとこの子どもは、人の話すことを聞いて、勝手な言葉を思い浮べるのです。「花が咲いた」という言葉を「ハトが鳴いた」という具合に、無意味な言葉をイメージします。 これが「右脳・実像」という部位に思い浮びます。 「お風呂に入りなさい」と母親が言っても、「右耳」から「左耳」に風のように通り過ぎて、何を言われたのか思い出せません。 「おやつを食べたいよ」とこのとき思っていれば、「おやつに入りなさいって言ったのかな」という適当な言葉を思い浮べます。 この「適当な言葉」のことを「幻覚」といいます。母親がお風呂に入りなさいと言う姿が思い浮ぶので「幻覚」です。 このような子どもが、小学生になっても、中学生になっても、成人した大人になってもスマホ、携帯電話、パソコンを持って「ネット検索」をおこなうと、画面(ディスプレー)には、「おやつに入りなさい」と同じ選択のパターンで表示された文字、文、画像、ラインやチャットの言葉、ゲームを見ます。 これは身体の目が見るので「見た」(本当のことだ)とナットクします。それまで自分の頭に浮ぶイメージは、形が不鮮明ですぐに消えていたものが、ディスプレー(画面)にはいつまでもピカピカとカラーで分かりやすく現われるので、生まれて初めて「ものを見た」「ものを考えた」という気分になります。 この画面(ディスプレー)に出ている文、文字は全て「幻覚」であることがよく分かるでしょう。 パソコン、スマホ、携帯電話を持っていない時は、自分の目、耳は、リアル(現実)の中で、「何も憶えられない」「人の言っていることがよく分からない」「人の目が気になる」としか思えていなかったのに、テクノロジーのアルゴリズムが自分の「幻覚」のとおりのことを表示させれば、自信満々になります。日本語の「内扱い」は「自分の欲や感情を自分で尊敬する」という脳の働き方をつくり出します。スマホなりパソコンなり、携帯電話なりを手離さなくて道を歩いても、一日3時間も画面を見つづけて社会生活や日常生活が破綻しても、それは「自分の幻覚を見つづける行動の所産」なので尊敬されるべきことだと、イバるということが新しくつくられます。これが要介護に至る認知症の周辺症状です。 小学生、中学生から始まっていることがよく分かりでしょう。 画面(ディスプレー)に「幻聴」が表示されるケースがもうひとつの周辺症状です。これは、社会現象の事例の中の「トイレ、入浴、食事以外、ぜんぶスマホを見つづける20代女性」のケースです。生きていくこと、人生、社会生活、財産、収入の全てを壊すという「幻聴」を表示させることが特徴です。 「母親が作り話をしゃべる」「母親がウソの話をする」「母親が笑い声を出しながらしゃべる」などが原因です。 いずれも対策の基本は、「話す相手の顔を見ること」です。 ポルソナーレは、日本人の認知症の対策の予防、改善の仕方を脳の働き方を変えることで可能にしています。 |
谷川うさ子さん |
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