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全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング
読むだけで幸せになる手紙
「家の外に出ると体調が悪くなり、
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クマ江さん |
●《相談の事例》 「わたしは43歳の男性です。これまで、離婚、転職をくりかえしてきました。そのたびに身体の調子が悪くなり、入院もくりかえしてきました」 (加山隆三(43歳・仮名)、無職) わたしは、小学生のころ、指名されて教科書を読むように言われたことがあります。国語の授業のときです。若くてきれいな先生でした。 国語の教科書は、ふだんならちゃんと読める内容です。ですが、このときは、なぜか声になって書かれている文が言葉になって出てこなかったのです。 それは、たしか24歳の頃でした。仕事のために帰宅が遅い時間になりました。 季節は夏でした。夜空を見上げると星々がまたたいていました。突然、なにか不安な気持ちになりました。 夜空の星々が、自分におおいかぶさってくるような異常な感覚になりました。次の日、仕事を休んで病院に行きました。胃炎だと言われました。2週間ほど通院しました。 わたしは、これまで何人かの女性と同棲したり、結婚をくりかえしました。 わたしは、いつも、どの女性ともすぐに別れるのだろうなあという予感のようなものがありました。相手の女性もわたしのこの予感がなんとなく分かるらしく、どの女性も数ヵ月もしないうちに、いつの間にかいなくなりました。 携帯電話やスマホに電話したり、メールを送っても一方的に切られたり、着信拒否をされます。 わたしは、中学生の頃から、家の外に出るといつも酔うようなフラつきを感じていました。特に食後すぐに外出するとお腹が痛くなり、下痢になりました。 今、結婚している妻は、いつの間にか家からいなくなるということはなく、結婚生活がつづいています。 わたしは、仕事に行ってしばらくすると胃炎、急性肝炎などになります。そのたびに二ヵ月、三ヵ月と入院します。 退院すると居づらくなって転職します。しばらくすると、原因不明の腰痛になり全く立てなくなり、1ヵ月くらい入院しました。退院すると2ヵ月くらいは体調もよく、元気です。 わたしは、高い所と、狭い部屋、天井の低い所に行くととても恐くなります。すると、腰痛、肩コリ、便ぴに悩まされるようになるのです。病院にいる間は安心なのですが、生活費のこと、仕事のことは心配です。 |
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《ポルソナーレのカウンセリング》 加山隆三さんの心身の不調は、「行動が止まる」、「行動を止める」という脳の働き方がつくり出しています。家の外に出るという「行動」には酔ったような目まい感とか、下痢とかが起こっています。また、働きに行くと、原因不明の腰痛とか疲労の症状が出て、すぐに入院する、すると仕事にも行かなくてすみ、退院すると職場に居づらくなって退職するというように「行動が止まる」「行動を止める」というものの考え方をつくり出しています。 女性との関係も、「行動が止まる」「行動を止める」というものの考え方があるとご本人も説明しています。「いつか別れるような予感がする」というのが「行動を止める」ものの考え方です。 「現在の妻はいつの間にか居なくなる、ということはないので続いている」と言っています。 しかし、仕事を辞める、体調を悪くして入院するので、妻との関係にも関係の空白が生じるというように「行動の止まり」は続いています。 原因は何か?というと、日本語の使い方に問題があるのです。 誰もが中学校の国語の授業で習ったように、日本語は「已然」(いぜん)、「未然」(みぜん)の「動詞文」が柱であり、土台です。 山下秀雄の『日本のことばとこころ』(講談社)の説明を紹介すると、 A「友だちは、今、居るよ」 B「友だちは、今、帰るよ」 の例文では、Aが「已然」でBが「未然」です。 英語やドイツ語では、「5W1H」による説明とか、「時間」や「状況についての名詞」が説明されます。日本語の「已然」と「未然」は、「自分自身にとって」という診断の基準の上で説明されるので、Aは、「友だちが部屋に居る」、Bは「友だちは部屋に居るが、もう間もなく帰るだろう」という説明が可能になります。 これを日本人の「内扱い」といいます。「自分の行動だけを話す」「相手のこととか、複数の他者のことは否定する」のが「内扱い」です。 「自分の行動の対象」が「自分によく分かっている」という時は、「行動がつづく」「病気にもならない」「病気になっても、時々、休むとか、仕事を失敗するという行動の止まり方くらいしか起こらない」のです。 ここで誰にも分かることをいうと、「行動する」といっても、ここには「目的」とか「目標」ということが必要です。ものの名前とか、どのような?をいいあらわす形容詞とか、良い悪い、立派だなどの抽象名詞といったことが必要です。 母親が、子どもの乳幼児から小学生までのころに「子どもの顔、目を見る」「子どもの話すことをおしまいまで聞く」ということがあれば、「子ども」は「行動の目的、目標の言葉」を憶えることができます。 しかし、「母親が子どもの顔、目を見ない」「子どもの話をおしまいまで聞かない」というばあい、相談の事例の加山隆三さんのように「行動が止まる」のです。 「行動」にも、順序とか手順とか、順番とかの抽象名詞がついています。ルールや決まり、規則のことです。 母親が「子どもの顔、目を見ない」というケースでは、「子ども」は「行動」をあらわすために必要な「行動秩序」を憶えることができません。 たとえば、「筆順」が分からないので「他者の手書きの文章が全く読めない」とか、「自分も手で文章を書くことはしない」という「行動の止まり」が起こります。 すると、「高い所が恐い」とか「狭い所が恐い」といった状況や場面のイメージを思い浮べられないことに原因のある反社会に通じる一人ぼっち(孤立)が思い浮べられます。 高い所が恐い、狭い所が恐いというのは、ものごとを順序立てて説明する、その順序の過程のイメージを思い浮べるということを「否定する」というものの考え方のことです。かくべつ高い所から落ちるとか、狭い部屋の中で身体が身動きもできなくなって血流不足になるということではありません。 「行動を止める」ということが起こるのは、母親と同じように「自分も相手の顔、目を見ない」「相手の話をソッポを向いて聞く」ということをおこなう場合です。すると、「行動が止まる」ためのイメージと言葉が思い浮び、しゃべります。 このイメージと言葉が「幻覚」です。名詞、抽象名詞の言葉は全く憶えられないので、つまり、社会のルール、規則を憶えていないので、人間にたいして敵意のある言葉をしゃべります。 すると、血液を送る血管は副交感神経が優位となり、体調も悪くなるし、身近な人との人間関係も全て壊れるのです。 「ポルソナーレに入会して、特別の個人指導を受けました。 対策の基本は、相手の顔、目を見て、話をおしまいまで聞く、ということでした。そのほかいくつかのアドバイスをいただいて実行したら、一週間で体調も良くなり、仕事にも休まずに行けるようになりました。毎日、夢を見ているような幸せいっぱいの日々で、とても嬉しいです」 とは、加山隆三さんの喜びのお話です。 |
谷川うさ子さん |
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関連ページ:日本人の已然と未然の動詞中心の言葉は、ルール、きまり、約束にかんする言葉は「聞かない」「話さない」(省略する、無視する、忘れるということです)ということを本質にしています。 関連ページ:第17期の成果と、第18期の教育の方針と狙いをお伝えいたします。 関連ページ:ポルソナーレのカウンセリング・ゼミが明らかにした 日本人の要介護と認知症(痴呆症)の予防、改善 のためのマニュアルをお伝えします。 関連ページ:予防と改善の決定版 「日本人の認知症(痴呆症)、および要介護状態」の引き起こされ方と増加のしくみ。 関連ページ:「予防と改善の対策」 日本人の認知症(痴呆症)は、日本人の多くの人がおこなっている学校の勉強や仕事の憶え方の「丸暗記」が直接の原因である。 関連ページ:脳を発達させる日本語トレーニングペーパー パートIV、第9ヵ月め学習テーマ 認知症(痴呆症)の改善の仕方への真実の愛のメッセージ ◎この「読むだけで幸せになる手紙」は、メルマガでも配信しています。 メルマガ申込みはこちら。 メルマガバックナンバーはこちら。 | 谷川うさ子さん |
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