全日本カウンセラー協会 ポルソナーレ


全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング

読むだけで幸せになる手紙

「父親が嫌い。母親は父親のグチを言う。
自分は、強迫神経症になり、仕事を辞めた」
の治し方

日本人の家族関係は、子どもにとって安心、安らぎ、平和、という家庭ではない。
必ず、父親か母親のどちらかが異常な行動か言葉を見せる、聞かせる。
子どもは、まちがいなく対人恐怖症になる。
強迫観念と強迫行為(神経症)のことだ。対策を教える。

クマ江
クマ江さん
《相談の事例》
「わたしの父親は小心者で、酒を飲むと母親に暴力をふるい、暴言をあびせます。わたしはすっかり父親が嫌いになりました」
(川本友香理(仮名)、32歳、女性、アルバイト)

 わたしの父親は会社員です。工務店に勤めています。ふだんはおとなしくひっそり生活しています。を飲むと一変して母親に暴言を言い始めます
 何時間もつづきます
 母親が何も言わないと暴力をふるいます
 わたしが母親をかばうと、どけ、どかないと殴るぞと言います。こわくなって避けると、父親は母親を気がすむまで殴ります。わたしは悔しくて泣きます

 父親が嫌いになったわたしは、会社の上司の見下したような態度や話し方が嫌になって仕事を辞めました。以来、ずっとアルバイトの生活です。仕事を辞めたのは24歳のときです。

 わたしの母親は、わたしには父親についてのグチを話してきました。を飲むと性格が変わる、人格が変わる、といったことです。これも、父親が嫌いになった理由になっています。
 わたしは、バス停などで立っている時、人が後ろに立つと緊張します首から上が緊張して不自然に動きます。カクンカクンとか、勝手にくねくねと動きます。人と一緒に食事をするときも頭が不自然に動くので、ものを食べられません。ずっと長い間、こんな状態がつづいています。

 わたしは、家の中にいても、父親が気になって落ちつくことができませんスマホを見ながら、ヘッドホーンを耳につけて、音楽の音量を最大限に上げて、耳がしびれるほどの高い音で聞くということをおこなっています。
 
 

《ポルソナーレのカウンセリング》

 相談の事例の中の「会社の上司の言動が嫌いで仕事を辞めた」「家の中で父親を嫌って避けている」「バス停、食堂などでまわりの人の視線を気にして緊張し、首、頭が不自然に動く」「家の中で、ヘッドホーンをつけて音楽の音のボリュームを上げて聞きつづける」などが対人恐怖症です

 対人恐怖症は、「人が嫌い」など、直接、人間関係にかかわる症状と、「人の視線が気になる」「人の気配を意識して気にする」という「強迫観念」に分けられます。
 そして、「緊張して首から上の頭が動く」、「人が見ていると思うと食事も摂れず、水も飲めない」「音楽を最大音量の音で聞く」というのが「強迫行為」(神経症)です。
 すると、対人関係の中の「嫌い」「避ける」「怒る」などというのは「強迫観念」か「強迫行為」(神経症をつくり出す「生産現場」ということになります。
 日本人の人間関係は、「強迫観念」か「強迫行為」(神経症のとおりの脳の働き方をつくり出すための関係であるのです。

 人間は、行動をおこないます。仕事勉強の生活の中のことについて行動します。この行動の仕方を、人間は、人間から学びます。学びの始めの人は「母親」です

 日本人にとっての「対人恐怖」病理とは、その人が、日々、どう行動するのか?ということを「学ばない」「教えない」「学んでも受け取らない」、そしてこれらの反対に「学ぶ」「受け取る」「教える」ということがあります

 強迫観念とは、不合理と思えるイメージが消えることなく脳の中に思い浮びつづけることをいいます。
 強迫行為神経症)とは、脳の中に思い浮べるイメージを「不合理だとは思わない」「正当なイメージであると思う」と思い浮べて、そのイメージのとおりに「行動すること」をいいます。

 日本人にとって、仕事、学校の勉強、資格の取得の勉強、学歴のための勉強などの行動の対象は「強迫行為」(神経症)の行動でおこなわれます
 こういうと「そんなはずはない」と不満に思う人も多いでしょう。
 「仕事は強迫行為で成り立たせられている」ことの証拠は、行動の対象(目的)の「名称」「名詞抽象名詞」を言えますか?そしてその名詞抽象名詞正しい意味を説明できますか?と問うと、90%以上の人が「知りません」と答えることがあげられます。
 仕事、勉強のように行動の対象が無いのに「行動する」というのが「強迫神経症」です。「不潔恐怖症」とか「一ヵ月も入浴しない」、「不眠症」「スマホの見ながら持ち歩き」「オンラインゲームを毎日、おこなう」などが「強迫神経症」の例です。

 「ポルソナーレに入会して、特別の個人指導を受けました。
 わたしの場合は、母親がわたしに父親のグチを話したことで強迫行為神経症)になったということです。
 父親を嫌ったのは、強迫神経症行動の対象がないのに、機械的な行動をくりかえすという常同症でした。
 その対象がないのにただ行動を反復させるというのが、音楽の音量を大きくして聞きつづけることでした。アドバイスにもとづいて実行したら、約1ヵ月で強迫神経症も軽減しました。
 今では、父親とも笑顔であいさつができるようになって、毎日が安定しています」
と感謝、感謝の言葉を語るのは、川本友香理さんです。
うさ子
谷川うさ子さん
 
関連ページ:日本人だけの心身の病理の「対人恐怖症」の原因と改善の仕方。
乳・幼児をもっている母親の、子どもへの接し方。


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