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「騒音トラブル殺人事件。兵庫県尼崎市・母娘襲撃殺害、
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クマ江さん |
平成28年5月19日。午前2時50分ごろ、 東京都江戸川区のアパート1階の男(73歳)が、 2階の男性(54歳)を襲い、拳銃で射殺した。 「音がうるさい」、が殺害の理由だ。 同じ日の午後4時40分ごろ。 兵庫県尼崎市で、アパート1階の男(67歳)が、 2階の住人の女性(61歳)と娘(31歳)を路上で襲い、 ハンマー、包丁で娘を殺害した。 母親は重傷を負った。娘は死亡した。 「騒音」が襲撃、殺害の理由だ。 日本語は「聴覚中心」の言葉だ。 動詞文で使うと、必ず「強迫神経症」をつくる。 どういう人が「騒音トラブル」を起こすのか? そのしくみと対策を教える。 |
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平成28年5月19日、午前2時40分ごろ。 東京都江戸川区のアパートの1階の住人が、2階の住人を襲って、殺害するという事件が起きました。 襲ったのは73歳の男性です。被害者は、54歳の男性です。 拳銃で頭部を撃たれて死亡しました。 加害者の男性は、「これから自分の頭を撃つ。2階の男性を撃った」と110番通報して、1階の自宅で死亡しました。 「騒音」がトラブルの原因です。 このような「騒音トラブル」はなぜ起こるのでしょうか?脳の働き方からみると、特殊なことではなくて、多くの日本人がふだん、ひんぱんに引き起こしているトラブルの延長にあります。 たとえば、「いったん、一方的に怒鳴り出したら、いつまでも大声でしゃべりつづけて、攻撃的に言いつづけることが止まらない」という人がいるでしょう。「そういう人がいる。困った」という体験をもつ人もいるでしょう。 この、一方的に、しつこく大声でしゃべる、相手が話すと火に油をそそぐようにますます怒鳴りつづける、という行動と、「騒音を出す人間を襲う」という行動は、同じ脳の働き方です。「強迫神経症」といいます。 ポルソナーレの定義する「強迫」とは、「行動の対象」(仮の行動の目的)ということです。 架空のイメージです。 作為的に作った「行動の目的」です。 これが「強迫」ということの実体です。 なぜ、多くの日本人は「聴覚中心」の「強迫」をつくるのか?というと、「目で見る」という「視覚」と「耳で聞く」という「聴覚」の中枢神経は脳の中の「視床」(ししょう)で隣接していて、セットになって働くというしくみになっているからです。 「外側膝状体=視覚」「内側膝状体=聴覚」というしくみで、聴覚が働けば、同時に視覚の神経も働くしくみになっています。 しかし、「視覚」は「遠くのものを秩序立ってとらえる」のにたいして「聴覚」は「近くのもの」しか分かりません。 だから「聴覚中心」とは「視覚」のイメージに置き換えられます。「聴覚」は「視覚」のイメージをつくります。ものごとを大きく、クローズアップでイメージする、手で触っているかのように、ものごととの関わり方を認知する、という性質をもっています。 日本語は「動詞文」です。「動詞」だけでものごとを分かり、行動します。「動詞」だけで「行動する」とは、「行動の目的である対象」の「名詞」「抽象名詞」「形容詞」を「無い」と認知するということです。 「いいじゃないですか」「ステキじゃないですか」の「ない」は「無い」です。「無い」は「有る」のことだから「無い=形容詞」に変わって、「肯定表現」をおこないます。このときの「有る」は、「架空のイメージ」についてのことです。 「ステキ」「いい」の言葉が架空です。「強迫」のイメージです。 5月19日の午前2時45分ごろ、アパートの1階の男性(73歳・加害者)が、2階の男性(54歳・被害者)を襲い、拳銃で射殺しました。 この加害者の男性は、2階の男性の出す騒音を聞いていました。 「聞いている」ときは「騒音は無い」という「架空のイメージ」が思い浮んでいたのです。 「無い」とは「名詞」「抽象名詞」「形容詞」の言葉の言いあらわす対象が「無い」ということです。2階の住人の生活状況、音の原因の事情、生活態度や行動の状態といったことを言いあらわす言葉が「無い」と認知します。1階の加害者は、「こういうものは無い」と考えました。日本語の「動詞文」は認知も認識もしないからです。 「騒音がする」と聞こえているときは、加害者の男性はパッと反応して、自分も音を立てたり、声を出したり、ひとり言でののしり、攻撃的な言葉を発語したでしょう。 騒音の対象は「無い」ので、反射的に反応して、「破壊の行動」をあらわしたのです。この行動が強迫行為といいます。 多くの日本人は、相手が話していないときに、自分から話題を出して話しかけることはしません。 「自分から話しかける人」は、正しい知識をもっている人か、もしくは、「虚偽の疑似知識(デタラメの言葉)をもっている人」のいずれかです。 「いや、わたしは、身近な人に自分から話しかけていますよ」という人は、「相手の顔、目を見ないで、ソッポを向いてしゃべる」ことをおこなっている時です。「ひとり言」のしゃべり方です。「相手はいない」(いいじゃないですか、の『無い』です)という脳の働き方になっています。頭の中に「架空の相手」を思い浮べます。その架空の相手を目的にしてしゃべっています。 「自分から積極的にしゃべる人」で、話す言葉がデタラメである人は、相手が生きようが死のうがどうでもいいという関わり方をしています。架空のイメージ(強迫です)は行動だけを強迫神経症として成り立たせます。 対象の人間が、子どもだろうが親だろうが、恋人、家族であっても「無い」と認知しています。 アパートの1階の加害者の男性は、「騒音が聞こえているとき」は、「2階の住人は無い」とイメージしました。「騒音」という対象を壊すために攻撃的な行動をあらわしました。 それは、一人でしゃべる、一人でののしる、一人で「音」に対して「無くなる」まで話す行動です。 この行動を強迫神経症といいます。口、手足、耳の感覚の知覚だけが自動的に働くという「行動」が強迫神経症です。 1階の加害者は「騒音がしない」という状態のときは「有る」のイメージを表象します。思い浮べるということです。 このイメージは、「有る」のイメージです。生活の中の行動や生活の中の物、道具、家具を使うときに発生する音です。ひとくちにいうと「騒音」です。実際は何の音もしていないのに架空のイメージとして視覚のクローズアップの形、姿、人物増が思い浮びます。 犯行の当日、5月19日の午前2時40分ごろです。2階の住人の被害者の男性は寝ていました。 加害者の男性は、頭の中に思い浮ぶ架空のイメージ(騒音)を行動の目的にして、手、足、指だけを動かしました。 現実の行動の目的(対象)が無いのに、「有る」とイメージして行動することを強迫神経症といいます。 被害者の男性は、1階の住人の強迫神経症によって襲われて殺害されたのです。 こういう「聴覚中心」の「強迫神経症はなぜ起こるのか?」というと、もともとは日本語の「動詞文」の「動詞」だけで仕事をしたり、勉強したり、恋愛や結婚や子育てをおこなうことに原因があります。 「母親が、子どもの顔、目をニラむ」、そして「大声でしゃべる」「つくり話をしゃべる」「笑い声を出しながら話し、聞く」という「聴覚中心」の関わり方がつくり出します。 平成28年5月19日の午後4時40分ごろ、兵庫県尼崎市下坂部のアパート前の路上で、母親(61歳)と娘(33歳)が襲われました。アパートの1階の男性(67歳)が加害者です。ハンマーで殴られ、包丁で刺されて、母親は重体、娘は死亡しました。 「騒音」がトラブルの原因です。 誰もがすぐに分かるように、この尼崎市の路上で襲った加害者の男性は、「騒音が聞こえない時」「騒音が起こっていない状態」に、襲い、殺害の「行動」を起こしています。 「騒音が無い時に、有る」という架空のイメージを思い浮べています。 この架空のイメージ(視覚のイメージ。強迫)を「行動の目的」(対象)にして手、足、指を動かしています。 母と娘が路上を歩いている時は「騒音は無い、しかし自分の頭の中には、生活の中の物、秩序とともに発生する音は有る」、だから「有る」は「無い」のとおりに打ち壊すという強迫神経症をあらわしました。 普通は、「音の無い状態」は「無い」と感覚は知覚します。 しかし、つくり話を話す人は、くりかえし架空のイメージを話すことが示すように、「丸暗記」で憶えた言葉をしゃべる人は、常に対象の破壊を日々おこなっており、その人にとっては、襲撃して破壊することはごく日常の行動の一つであるのです。 |
谷川うさ子さん |
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