全日本カウンセラー協会 ポルソナーレ


全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング

読むだけで幸せになる手紙

「この人には気楽に話せる。
でもあの人には自由にしゃべりにくい。
ムリに話すと不安とストレスがたまる」の治し方

親しくなればなるほどその人とは話しにくくなるという人がいる。
何も言えなくなる。
不安がつのり、本当の自分らしさを抑圧している、と感じる。日本人の「内扱い」の心の状態だ。
イバれる相手には冷酷非情になり、「相手を否定する」から嫌われる。
対策を教える。

クマ江
クマ江さん
《相談の事例》
わたしは、相手によっては自分の考えをはっきり言えます。ニガテなタイプの人の前では緊張して思うとおりにしゃべれません
(藤本孝太郎(仮名)、男性、23歳、医学部学生)

 わたしは、留年して医学部の大学に通っている学生です。
 わたしの悩みは、対人恐怖です。相手によっては自分の思うとおりに、気楽に話せます。おとなしい人、控え目な人には冗談も言い、笑わせることもできます。

 ところが、性格のきつい人個性のつよい人自分の知らない言葉を話す人女性ではきれいな人派手な人の前に出ると、心の中に緊張が起こり、自由にものが言えなくなります。

 電話で話すと、自分から何ごとかの話題を話して会話をつづけるということができなくなります。心の中には、次々と不安な気持ちが起こります
 怒るべきところで怒り、自由にものを言うことができないので不満な気持ち抑圧して、ストレスがたまります。

 原因考えてみると、わたしは気が弱く、他人を傷つけて自分も傷つくのが怖いという気持ちがあるからだと思っています。
 他人から良く見られたいという虚栄心つよいとも考えています。女性では、落ちついた人じっと目を見てくる人の前では全身が固くなります
 
 

《ポルソナーレのカウンセリング》

 「話しやすい人がいる。その人には冗談を言い、笑わせることができる」、しかし「ニガテな人には思うとおりにしゃべれない。つよい緊張をかんじてストレスがたまる」というのは、普通のことではないか、とお思いでしょう
 このような悩みが、なぜ「対人恐怖であり、対人にかんする悩みなのか?」と思う人も多いでしょう。
 事例の相談者が言っていることは、日本人が使う日本語を「内扱い」で話すとこうなる、という悩みです。「話しやすい人とは冗談も言い、笑わせる」という話し方は、「スマートフォンを見ながら歩く」とか、「人としゃべっている最中にもスマホを取り出して、チラチラと画面を見ながら、会話をする」ことと同じ他者との関わり方です
 今の時代は、誰もがスマホやパソコンやデバイスをいつも持ち歩いているので、「話しやすい人と話しにくい人がいるという違いやギャップは気にしなくなっています

 「この人は話しやすい」と思う人と話をする代わりに、「スマホ」や「パソコン」「デバイス」で「話しやすい人」「冗談を言える人」「笑わせる人」「自分もおもしろくて笑う人」に相当するアプリを選択します通信で送らせて、それを画面(ディスプレー)に表示させて眺めています
 「ネット検索」をして「お気に入り」の文、文字、画像、ゲームを表示して見つづけます
 だから、「この人はニガテだな」と思う人でも、画面(ディスプレー)でならば「怒りの気持ち」も思うとおりに言いあらわせるし、本当の自分を思う存分にあらわせることができます
 これが、日本人の使う「内扱い」の日本語のあらわし方です。
 「内扱いとは、相手の否定のことです相手の顔、目を見ない作り話をしゃべる、というのが相手の否定です。
 スマホやパソコン、デバイスでは、自分の作り話と一致するネット検索のネット情報を選んで表示させます
 リアルの現実の人間関係の会話では、相手もひとり言のようにしゃべる人も多いので、自分の内扱いの相手の否定よりも、相手の内扱いが自分を否定すると、怒りやストレスを感じるんですよ」とは、ポルソナーレの熊野クマ江さんです。

 日本語の「内扱い」とは、車の運転中に脇見運転をしていることと同じ日本語の使い方です。進み行く前方のことを対象といいます。相手を見ない、顔、目を見ないので、対象が無いのにしゃべるのが「内扱い」です
 台所で野菜を包丁で切るときも、対象の野菜を目で見ます。見なければ、自分の手、指を包丁で切るでしょう。
 これが、日本語の「内扱いの話し方」です。
 自分の頭の中に勝手に思い浮べた相手についての状況をイメージすると、それが「幻覚」です。精神分裂病ともいいます。
 相談の事例でいうと、「おとなしい人に言う冗談、気楽なしゃべりかけ」が幻覚です。
 「この人は、ニガテな人だな」という人には「本当の自分が出てこない」……キズつけられるのが怖い、というのが「幻聴」です。これも、分裂病です。
 「相手の顔を見ない」とこういう作り話をひとり言のようにしゃべります。
 幻覚をイメージして、幻聴をしゃべるのです。

 「ポルソナーレに入会して特別の個人指導を受けました。
 内扱いという日本語の使い方があるのを初めて知りました。『文法』のレベルでは、名詞、形容詞を否定することだそうです。みたいな、なんか、こう、あの、といったジャルゴン勉強でも、仕事でも、行動の目的の名詞を否定して作り話をしゃべり、対人恐怖という相手の否定を強力におこなっているということでした。内扱いを改善したら、勉強の能力も向上し、人間関係も高く評価されるようになりました」
と、藤本孝太郎さんは、夢を見ているような幸せいっぱいの喜びを語ります。
うさ子
谷川うさ子さん
 
関連ページ:日本語の内扱いとは、こういうものです

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