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全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング
読むだけで幸せになる手紙
日本人の多くの人は「強迫」という像や言葉を脳の働き方
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クマ江さん |
日本人の心、身体の病理というと、大正時代から「対人恐怖症」「強迫観念」「心身症……自己免疫疾患」と決まっていました。これらの病理症状は、「鬱病」「精神分裂病」(統合失調症)と言い換えられてきました。 ポルソナーレの日本人の病理の現場の観察をとおして検証してみると、現在は、パソコン、スマホ、デバイスのテクノロジーの普及によって、日本人の心、精神の病理は、全て「強迫」に集約されています。 この「強迫」が日本人の要介護状態の原因の「認知症」(痴呆症)の原因になっています。 このポルソナーレの日本人の病理の説明は、現ゼミ生の皆様以外、誰もにわかに理解しないかもしれません。 しかし、日本人の現実に目を向けると一年を通して、ある日突然、メタンガスが噴き出して燃え出すような事件が、発生しています。 これらの事件は、「強迫」がつくり出しています。 「強迫」が原因です。「強迫」の原因は、日本語の動詞文の「動詞」の使い方にあります。 すると、対策も予防も、「名詞」を正しく話し、聞き、書くことです。多くの日本人にとっては、これが実に難しくて、非常に困難なことです。 ポルソナーレのみるところ、現ゼミ生の皆様は、このことをよくくみとり、よりよい成果をあげておられます。 現ゼミ生の皆様から厚い御支持をいただいて全力をあげて浮上させた「強迫」についてお伝えします!! |
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たとえば、「女子高校生がソファで寝ている母親の首をタオルのようなもので絞めて殺害した」という事件があります。 多くの人は、日本人の間では、たくさんの「なぜそういうことをするの?」と思えるような事件がひんぱんに起こっているので、すぐに忘れて気にもとめないようです。なぜ、気にとめないのか?というと、これはこれで非常に重要な問題をつつみこんでいます。 ポルソナーレは、「なぜ、寝ていて無防備な母親の首を絞めて、女子高校生が殺害するのだろうか?」と注目します。 あれこれと、つきつめて考えてみますと、ここには日本人だけに特有のものの考え方があることに気づきます。 日本人に共通する「性格のプロフィール」です。 日本人に共通する「性格」です。 この「性格」について誰もがよく知っていることを説明します。 「貴様」(きさま)という言葉があります。「キサマ」と発声し、発音します。 この言葉の意味は、もともとは、「殿様」など社会的に地位の高い人に呼びかけるときの言葉でした。 このことすらも知らない人はたくさんいるでしょう。 この「貴様」は、今は、「バカヤロウ」とか「ふざけるなよ」といったふうに、なれなれしく相手を軽んじて、対等か、見下した言い方に用いられています。 これは、「社会的なマナー」とか「社会的な秩序関係」を無いものとみなし、ぶち壊すことがおこなわれているということです。 同じように、「御前」(おんまえ)という言葉は、もともとは、「神様の御前」が正しい意味でした。「御霊前」とか「御供養」といったことと同じ意味です。 それが、「お前」(オマエ、テメエ)というように使われています。 支配するぞ、言いなりになれ、逆らうな、といった言葉に変えられています。このことに気づく人もいないでしょう。「お前」と言われて喜ぶ人もいるし、ことさらに好んで「オマエ」「テメエ」「テメエら」と言う人もいます。 「倫理を破壊する」ということが、日常的にあたりまえにおこなわれているというのが日本人の間に共通しています。 これが、日本人の「性格」のプロフィールを形成しています。 「倫理って道徳のことでしょ」「宗教の言うことでしょ」と言う人は多いでしょう。 ハンナ・アーレントや吉本隆明の哲学では、倫理はモラル、モラルは道徳、宗教とか国の権力が人をシバるために押しつける行動秩序のことだとは言わないのです。 道徳(倫理)は、たしかに公園にゴミを散らかさないようにしようとか、電車の中で、大声で会社の悪口を言うな、とかの言い方として用いられます。これも「モラル」です。 もともとの倫理の発生の場面は、「共生」とか「共存」にあります。病気の人も、老人も、幼い子どもも、元気な人も、誰もが、安心して安全に生きていくために力をさしのべる、お互いに支え合うというのが「共生」です。相手に気づかい、相手の幸せとか喜びを自分も喜ぶ、というのが「共生」です。そういう毎日、毎日の暮し方が「共存」です。 山登りにみんなで行くときは、いちばん力の弱い人にペースを合わせて、歩調を同調させて仲良く進んでいくでしょう。 それが「共存」というものです。 このときの「行動の秩序」が「倫理」(モラル)です。 「貴様」(キサマ)「御前」(オマエ、オメエ、テメエ)は、大野晋(国語学者)によれば日本語の「敬語体系の中の言い方である」と説明しています。 「貴様」(尊い方)、「御前」(神様の前)は、「外扱い」の言い方だということです。 「キサマ」「オマエ」「テメエ」は、「内扱い」の言い方だということです。 「内扱い」を好む人、喜ぶ人は、「貴様」「御前」のもつ本質の「社会的な秩序」や「共生」や「共存」の正しい意味の「倫理」(モラル)を壊すことを「言葉」で言いあらわす「性格」のプロフィールを特徴にしています。 誰よりも「強迫」のイメージ(像、言葉)を強く脳の中に表象している人です。 その言葉は、「見る」「聞く」「話す」という「行動」によってあらわされます。 「会話のときに、相手の顔、目を見ない」(ソッポを向いてしゃべる)、そして「相手の顔、目を見るときはニラみつけてしゃべる」「話すときは、一方的にしゃべる」「大声でしゃべる」「作り話をしゃべる」「自分はこう思ったということだけを話す(共通の話題とか、話す目的や対象については話さない)」といったことが「強迫」のイメージを表象している証拠になります。 人間がものを「見る」「聞く」というのは、自律神経の交感神経がいつも、いつも、しっかり働いていなくてはならないのです。 「見る」「聞く」というのは脳の中では、二重になっています。生理としての機能の「見る」「聞く」と、「言葉を介在」させて、この言葉の働きで「見る」「聞く」の二つです。 前者は、物理としての「見る」「聞く」、後者は心的に「見る」「聞く」という違いです。 どっちも、交感神経(Y経路といいます)がいつだって働きつづけなくてはマトモとはいえないのです。 交感神経が働くとは、「名詞を言う」「名詞を話す」「形容詞を話す」ということです。 交感神経が働かないとは、「動詞」の言葉しかしゃべらない、しゃべれない(名詞は分からない)ということです。 名詞とは、「貴様」も「御前」も「花」も「犬」も「猫」も「水」も「家」も名詞です。 概念として分かることが「分かる」ということです。 身体の目が見て「花」だ「猫」だと分かっても「名詞」ではありません。 そういう分かり方は、すぐに忘れます。 目的にして行動する必要があるときに、「分からない」から「行動が止まる」のです。この「行動の止まり」が「脅迫」です。 人間は、食事をしたり、水を飲んだりと、必ず「行動」を必要とします。 多くの日本人は「行動の止まり」がいつでも起こるので恐怖をかかえています。 そこで「キサマ」「オマエ」「オメエ」のように交感神経のとらえる対象を「壊す」という「行動」をつくり上げています。 そのわかりやすい例が「高1女子の母親殺害」だったり「女子中学生2人の電車飛び込み心中」だったり「ストーカー男のアイドル女性刺傷事件」などです。 こういう日本人の「性格プロファイリング」は、全くなじみがないのでボンヤリとしか耳に入らないし、心にひびくものでもないかもしれません。 現実は、あなたも、あなたの身近な人も、「強迫」のもつ倫理の破壊にしたがっていつ、どこで「行動が止まるか」は、必然と時間の問題のもとで過ぎています。 まずは、「名詞を正しく言う」ことからがんばってとりくんでみましょう。 |
谷川うさ子さん |
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