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読むだけで幸せになる手紙

ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは
日本人の認知症(痴呆症)はどうつくられるのか?
の脳の働き方を説明している。

クマ江
クマ江さん
宮里好一(沖縄リハビリテーションセンター病院長・当時)による
痴呆の基礎知識』(星和書店)によれば、
痴呆認知症)は、
記憶できないこと」(中核症状)と
異常なしゃべり、異常な行為、行動(周辺症状
二つを現わす。
脳の働き方からみると、
高齢ばかりではなく
10代20代30代40代50代
の脳も生成している。
 
 

アルツハイマー病も、脳血管性の痴呆血流不足がつくる

 人間の病気は、血管を通していきわたる「血流」が不足することが原因で症状がつくられて、疾患が悪化します。
 このことは、現ゼミ生の皆様には、あまりにも平凡な話ですが、真実であるとはよくお分りのとおりです。
 わかりやすいのは、井穴刺絡(免疫)療法です。アトピー性の皮膚炎は、「H5F5」の井穴を刺絡すると症状が消えてやがて治ります。
 交感神経が働く血流が回復して、ヒスタミン分泌も止まり痒みもなくなります
  ところで、このことは現ゼミ生の皆様以外は、世界の誰も理解できていないことですが、人間の自律神経交感神経副交感神経で働いています。
 とくに、大脳新皮質にある「言語野」も交感神経副交感神経二つが働いて言葉はもちろん、人間的意識を生成しています。
 人間の意識や言葉は、五感覚のうち「視覚」「聴覚」そして「触覚」の働きを素材にして生成されています。
 視覚(眼)の遠くを見る散瞳)は交感神経がになっている、というふうです。
 目の交感神経の働きの「遠くのものを見る」「遠くのもののパターンゲシュタルト形態の型を見る」という特質人間の意識や言葉をつくっています

●日本人の痴呆症は、ブローカー言語野空間性の領域で発生する

 このような視覚の働きがとらえる対象を、イギリスの哲学者ジョン・ロックは「第一の性質」といっています。
 この簡単な説明からも分かることは、「もの」(物・事)の第一の性質とは「空間性」のことであり、この空間性視覚でとらえる交感神経言語領域空間意識をつくる言語領域であるということです。

 空間性とか空間意識といってもふだんはなじみがないので、なんのことかよく分からない人は多いでしょう。
 空間性を性質とするものは、机、イス、道路のように永続性があるものです。だから、空間意識というと、「ルール」「決まり」「約束」「法律」「理論」「論理」のことをいうのです。
 「5W1H」も空間意識です。
 自律神経交感神経は、血液を遠くまで供給するというエネルギーシステムを特質としています。
 言語野空間意識の領域は、名詞抽象名詞形容詞「言葉」を生成します。
 交感神経はこの言語領域に血液を心臓から運び、届けます。この言語領域は、脳細胞でつくられています。
 血液が届けられれば脳細胞も生きて正常に動くでしょう。空間性にかんする「言葉」を学習して記憶するし、抽象思考論理思考もできます。 
 何も憶えられない何もかもすぐに忘れる、ということは、起こりません。

●日本語(ヤマトコトバ)は動詞文だから、誰でも痴呆症をつくりつづけている

 ところが、日本語ヤマトコトバ)は、動詞文です。動詞だけの言葉しかない、ということです。名詞抽象名詞無いのです。日本人名詞抽象名詞)といっているものは、語尾にi(イ)をつけた言葉のことです。


hikar-u…「r」までが語幹
hikar-i…「i」が名詞
hikar-u…「u」が動詞
大野晋古典文法質問箱』、角川ソフィア文庫より)

 このことは、日本人はふだんどんなに名詞抽象名詞を話したり書いたりしているようにみえてもじつは動詞の言葉しかしゃべっていない(動詞しか書いていない)ということです。

アルツハイマー病になる人とは?脳血管性の痴呆になる人とは?

 すると名詞抽象名詞言語領域交感神経完全に止まるか、もしくは過剰に動くかのどちらかになるでしょう。
 過剰に働けば、脳細胞は、血流の中に沈み、機能しなくなるでしょう。これがアルツハイマー病をつくるのです。
 意味不明(自分でも言葉の意味がよく分かっていない言葉)を酔っぱらいのようにしゃべる人血流過剰のアルツハイマー病をつくるのです。
 「全くしゃべらない人」がいます。スマホばかりを見ている人とかしょっちゅうネットばかりを見ている人です。人の顔を見ないで、ソッポを向いてしゃべる人、相手の顔を見ないであいさつをする人、文章の中の漢字、漢語は、「読めればいい」「意味は分からなくてもいい」としている人です。こういうタイプの人が「脳血管性の痴呆」をつくるのです。

うさ子
谷川うさ子さん
 

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