●日本人は認知症(痴呆症)を生きている
なにごとにも「見極め」ということがあります。「これ以上はない」という理解の到達点のことです。
日本人は、相当の以前から認知症(痴呆症)に陥っているし、これからも増えつづけていくといわれていました。
平成30年の今の時点では、600万人、2025年には800万人の認知症(痴呆症)の人が出現するという調査と予測があります。
認知症(痴呆症)については、臨床の現場から観察や病理症状の特徴が説明されています。
脳の働き方の問題ということは誰もがよく理解しています。「自分の経験したことを忘れること」「自分が今、見聞きしていることを記憶できないこと」が中心の中核症状だといわれています。
そして周辺症状として、異常なことをしゃべる、異常な行動を反復してあらわしつづける、同時に、ごく普通の日常生活の行動秩序の能力が瓦解するといったことです。
今も、毎日、流布されているのは、認知症(痴呆症)の予防や改善の仕方は指の運動、手の運動、しゃべること、歌うこと、暗記することをつづけること、です。
これは、ポルソナーレの現ゼミ生の皆様以外、多くの日本人は、誰一人として理解できることではありませんが、いわれている「指の運動」「手の運動」「ぺらぺらとしゃべる」「丸暗記」「歌ばかりを歌う」「ゲームばかりをおこなう」ことが、日本人の認知症(痴呆症)をどんどんつくりつづけます。
ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、このことを四十数年間考察してゼミの内容として説明してきました。
そして、脳の働き方のしくみから、日本人の認知症(痴呆症)の全容と、もう日本人の認知症(痴呆症)の脳の働き方は改善されることはないだろうという見極めの判断に至りました。
決定づけるのはテクノロジー(おもにワープロソフト、パソコン、スマホ、デバイス端末)です。
●AI(人工知能)、IoT(物と物をつなぐ情報通信システム)が日本人の脳の働き方を淘汰している
AI(人工知能)や「IoT」が今年平成30年になってから急速に一般化しました。
これ以前は、パソコン、スマホ、デバイス端末は個人の範囲での痴呆(認知症)をあらわしていました。
だから、「社会」(現実)の中の共同の規範により個人の痴呆(認知症)が侵蝕することに歯止めがかかっていました。
AI、IoTが仕事や社会のインフラにまでとって変わるようになると、「社会」(仕事の中の現実)の中に個人の痴呆症(認知症)があらわれはじめます。すると、日本人の一人一人の脳の働き方は、痴呆症(認知症)がなんの規制も抑制も制限も限界もなく、ごく普通に、病理症状をあらわしはじめています。
認知症(痴呆症)とは、現実のルール、決まり、約束(秩序、共同の規範)をあらわす名詞、抽象名詞の言葉やその事実、および事実関係が「目に見えない」(その言葉を聞いても全く聞こえない)ことをいいます。
このように説明することじたいが名詞、抽象名詞の言葉によるので、「見えない」「聞こえない」(記憶できない)ことが、現ゼミ生の皆様以外の多くの日本人です。
だから、日本人の認知症(痴呆症)は、必ずしも高齢にならなくても、幼児、小学生、中・高校生、大学生(10代、20代、30代)から急速に広がっています。
日本人の病理の特質は、脳の中で、快感原則(ドーパミン分泌)で発生しているので、ゲーム依存、ネット依存にみるように、嬉々として、快楽にまみれて発症しているので「不可逆的」という判断で診断されます。
●認知症(痴呆症)を防ぎ、治すための「改訂版・アクションシステム」
これだけのことを明らかにしえたのは、現ゼミ生の皆様のお力添えによるものです。
そこで、ポルソナーレは、現ゼミ生の皆様だけに特化した認知症の防止と改善のための「改訂晩・アクションシステム」を開発して、システムのガイダンスをおこないます。
吉本隆明が『言語にとって美とはなにか』(勁草書房)(1巻)のラストのページで「話体から文学体への転移」と説明している手法がセオリーになります。