全日本カウンセラー協会 ポルソナーレ


全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング

読むだけで幸せになる手紙

日本人の「学習障害」の例。
「見る」「観る」「視る」の
「漢字・漢語」は「読めればいい」
「意味は自然に分かってくる」と考えていることです。

クマ江
クマ江さん
「見る」「観る」「視る」は
どれも「ミル」と読む。
どれも「訓読み」だ。
訓読みとは解釈のことだ。
この解釈の「ミル」が「意味だ」と思っている人は多い
だから、「会話」のときに「相手の顔、目を見ない」。
これが日本人の「学習障害」の病理症状だ。
 
 

●「子」は「コ」と読むか「シ」と読むか?

 多くの日本人は、「漢字」「漢語」の言葉は、「読めればいい」「意味は自動的に分かってくる」と考えています。
 意味は分からなくてもいいと考えていても、いっこうに支障のない「漢字」があるからです。「風」「雨」「子」などです。
 「子」は「コ」が「訓読み」です。「音読み」は「シ」です。「訓読み」の「コ」(子)は、幼い子ども、親から産まれた子ども、というのが正しい意味です。
 だから「あの子」と、成人した女性や成人した男性に対して呼び示すと、「自分の子どもでもないのに、自分の子どもを呼ぶときと同じ扱い方」をおこなっていることになります。
 40歳代とか50歳代の男性に対して「あの子」という言い方をする人がいます。たくさんいるということではなくて、日本人は、「漢字」を「解釈」によって意味を作るということの例としています。
 成人した女性や男性に「あの子」という言い方をすれば、それは「内扱い」というものです。社会的な人間関係や知的な人間関係無意識のうちに壊す、というものの考え方と行動の仕方をあらわしています。
 「子」の「音読み」は「シ」です。「第一子」とか「第二子」という言い方で親の子どもに対する関係を「名詞」として言いあらわします。もともとの中国では、「相手に対する尊称」の代名詞です。
 これが、日本語和語・ヤマトコトバ)では、「あの子(コ)」という言い方に用いる解釈をおこないます。「内扱い」という「相手の破壊」のために日本語(和語・ヤマトコトバ)の言い方に変えられています。
 「漢字」「漢語」は「訓読み」と「音読み」の二通りの読み方がある、ことを説明しています。

●なぜ「漢字は読めればいい意味は分からなくてもいい」と考えるのか?

 日本人の多くが「漢字・漢語」はなぜ、「読めればいい」「意味は分からなくてもいい」と考えているのか?の理由は、「漢字」「漢語」を「訓読みの読み方で使うのが一般的になっているからです。
 「上」という漢字は「音読み」は「ジョウ」です。
 「高い所にある位置」が音読みの意味です。「上」は、「訓読み」の使い方のために解釈されています。「上」(うえ)「上」(かみ)「上」(あげる、あがる、あがり)などです。
 この訓読みは、日本語(和語・ヤマトコトバ)の発音(音韻)のとおりの読み方です。だから上(ジョウ)は本来名詞」であるのに「動詞」に解釈されています。この「動詞」は、「自分の行動」と一致するので「意味は分かっている」と考えられています。このように「名詞」が「動詞」に変えられることを「品詞の転成」といいます。この「品詞の転成」は、「名詞を無視する」という病理をつくり出しています。人間の行動には、必ず「目的」が必要です。その「目的」は「名詞」(抽象名詞でなければなりません
 日本語(和語・ヤマトコトバ)は、「名詞」を「動詞」に変えるので、誰もが、自分の行動には目的が無いと考えるのです。
 これが日本人の「行動の止まり」という病気の起こり方です。

●「見る」「観る」「視る」「診る」を「ミル」と読めば、「相手の顔、目を見ない

 「見る」という漢字は「ミル」が訓読みです。「視る」も「観る」も「診る」も、訓読みです。「ミル」と発音して言いあらわせば、目でものを見るという行動動詞)に「品詞の転成」をおこします。すると、音読みの「見」(ケン)「視」(シ)「診」(シン)「観」(カン)のもつそれぞれの「名詞」の意味が消えてなくなります
 「注意して目で見る」とか「様子を見る」、「観察する」「ゲシュタルトの形態の対象を見る」という知的な理解は消滅します。
 「見る」を「ミル」と「動詞」だけに解釈した意味以外には、ほかに意味は無いと考えて、ここから一歩も思考が動かなくなった人が「強迫神経症」や「強迫観念」という病気の名詞言葉を勝手につくり、その病気の名詞を目的にして行動しています。

●それでも漢字」の意味を不問にしているのは、なぜか?

 このような説明を目にしても、なかなか自分や自分の周りの人たちの行動言葉にむすびつくイメージ思い浮ばないかもしれません。たとえば、会話の時に「相手の顔、目を見ない」という行動は、「観察」や「視力」「病人を診るということが全く分からなくなっている結果がつくり出しています。
 「ソッポを向いたまま人に話す」「聞き書きをしながら人の話を聞く」ということを現に、今もおこなっている人には、ここでの説明は全くの理解不能に感じられるでしょう。
 じつは、そのことが日本人のさまざまな病気が解消しないばかりか、もっと広がり、拡大していっている理由になっています
 「見ない」「聞かない」「話さない」という毎日の生活は、人間としての知的葛藤が無いので、気楽でしょう。毎日は、夢遊病者のように時間の観念もなくなって過ぎ去っていくでしょう。野生の動物に近い身体だけが生きていく日々は、今日は喜べても、明日か、あるいは明後日は、絶望に変わると理解しましょう。

うさ子
谷川うさ子さん
 
関連ページ:日本人の「学習障害」の例。「開ける」「空ける」「明ける」を、「読めればいい」「意味は分からなくてもいい」と考えていることです。

関連ページ:日本人の「学習障害」の例。「決済」と「決裁」の「漢字・漢語」を「読めればいい」、「意味は分からなくてもいい」と考えていることです。
関連ページ: No.227 日本人の「学習障害」と対策についてお伝えします!!

関連ページ:日本人の「学習障害」の事例・3 人としゃべれません。話題がないからです。つい、スマホを出して画面を眺めます。
漢字は読めればいい、意味はどうでもいい!!が日本人の学習障害です
「自分はこう思う」と、偽(ぎ)の行動の目的をつくって異常な行動をくりかえします


関連ページ:日本人の「学習障害」の事例・2 【仕事の中で上司の言葉がよく分りません】
「内扱い」とは仕事の言葉を学習しないことです。「内扱い」は「自分はこう思う」と仕事の言葉を不問にしてイバリます


関連ページ:日本人の「学習障害」の事例・1 日本の男性、女性が「内扱い」で結婚するとどうなるか?

関連ページ:気になる「相模原障害者施設、襲撃事件」は「学習障害」の行動です。

関連ページ:「相模原・障害者施設」19人刺殺事件は、「学習障害」が原因です!

関連ページ:日本人は誰もが「学習障害」です

関連ページ:日本人の要介護状態の原因の認知症(痴呆症)は、「学習障害」が原因です。

関連ページ:日本人の多くの人は「強迫」という像や言葉を脳の働き方(言葉の生成のしくみ)がつくり出しています。「女子中学生・手つなぎ電車飛び込み心中事件」「ストーカー男・アイドル女性刺傷事件」「交際相手の女性の自宅二階にはしごをかけて襲って一家3人を殺傷した事件」は、いずれも、「強迫」(像、言葉)がつくり出しています!!


関連ページ:日本人が「強迫観念」でつくる病理
「ストーカー男に刺されて重傷を負ったアイドル女性事件」「騒音トラブル・隣人襲撃事件。兵庫県尼崎市母娘襲撃殺人、東京都江戸川区アパート1階の男性が2階の男性を襲って殺害」


関連ページ:ポルソナーレからあなたへの緊急のメッセージ
自分のこと、将来のことで心配なことはある。しかし、スマホやパソコンの画面を見るから、すぐに安心するので、悩むことは何もなくなる。おもしろ、おかしく、楽しくやっている。しちめんどくさいことはうんざりなんだ、と思っている方にも、特別にお届けする緊急警報とご案内


◎この「読むだけで幸せになる手紙」は、メルマガでも配信しています。
メルマガ申込みはこちら。
メルマガバックナンバーはこちら
うさ子
谷川うさ子さん

←前へ  次へ→


学習に役立つ書籍

ポルソナーレのゼミの様子をYouTubeに公開しました。

脳を発達させる日本語トレーニングペーパー 谷川うさ子王国物語

一部公開しました。
トップページ NEW! 年間カリキュラム 学習の感想と学習成果 「日本人の思考」と「谷川うさ子王国物語」と「グローバル化の恐怖」
学習内容(サンプル) 「言葉」 日本語の影響。その仕組みと感情、距離感、人間関係について
「脳を発達させる日本語トレーニング・ペーパー」の役立て方の資料
『分裂病の自己診断表と自己診断』
男性に嫌われない女性の話し方
女性に嫌われない男性のしゃべり方
を教えます

ポルソナーレのマスターカウンセリング

バックナンバー(メルマガ・その他過去の連載)


クマ江
クマ江さん

《クマ江版・おそろし》
スクールカーストと
脳の働き方 百物語
第一話~
バックナンバーはこちら
バックナンバーはこちら
うさ子
谷川うさ子さんの
お役立ちカウンセリング
 
バックナンバーはこちら
「第20期」(平成30年・2018年)ゼミ、開講中!
受講生の皆様へ 平成25年冬版 ポルソナーレからの真実の愛のメッセージ
受講生の皆様へ 平成25年5月5日 版 ポルソナーレからの真実の愛のメッセージ 詳しくはこちら!

ポルソナーレと全日本カウンセラー協会のご案内