全日本カウンセラー協会 ポルソナーレ


全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング

読むだけで幸せになる手紙

日本人の「貧困の連鎖」は、
学習障害がつくる「言語障害」を改善すると好転します

クマ江
クマ江さん
長時間労働鬱病になり、自殺したというニュースが大きくとりあげられた。
長時間働くとなぜ鬱病になるのか?
そしてなぜ自殺に追いやられるのか?
この根本の問題は語られていない。
どこかの大学の教授が
「好きな仕事なら長時間働いてもにはならない」
と発言して批難された。
この発言にはなんらの真実は無いのか?
ポルソナーレが日本語(和語)の学習障害のつくる「言語障害」の観点から
対策をアドバイスする。
 
 

貧困生活の破綻原因は何か?

 平成28年10月27日付の「日刊ゲンダイ」紙に「夏目かをる」が「高学歴女子貧困連鎖」を書いています。
 田村英子さん(仮名・48歳)の貧困の連鎖のケースです。

 田村英子さんは、福祉系大学卒業してケアマネージャーとなり、介護施設施設長になった。
 ところが介護業界で働いても年収は300万円を切る
 田村英子さんは、「お泊まりデイサービス」に従事して心身ともにボロボロになった。
 「お泊りデイサービス」とは、高齢者が介護保険の通所サービスを利用し、そのまま同じ施設に泊まるというサービスのことだ。午前9時から午後5時が建前だが、24時間年中無休のシフトになる。
 田村さんは、32時間のシフト制で働いた
 田村さんは、32時間働き続けて状態になった。

日本の国、経済社会の今これからの現実とはこういうものです

 「2025年問題」に直面しているのが介護問題である。介護保険制度介護保険に対する給付の推移と予測がある。2000年は「3・6兆円」だった。
 2013年には「9・4兆円」に増えた。
 2025年には「20兆円」になると予測されている。
 これは国の予算からの支出だ。日本の国の予算は「96兆円」だ。
 税収は「50兆円」。
 不足の分は国債などの借金で賄っている。
 そこで厚生労働省は、軽度の要介護者のサービスを縮小している。生活援助福祉用具のレンタルなどだ。そして毎月の介護保険料は増えて「6000円」近くまで上昇している。
 
●「超格差社会」は、二○○○年代からずっとつづいている。格差はどんどん広がっている

 このケーススタディが物語っているのは、介護業界ブラック化長時間労働低賃金)とその背景です。
 世界はもちろん、日本の経済社会は構造的デフレ不況が続いていて、所得の格差が広がっています。

◎『グローバル・スーパーリッチ』(クリスティア・フリーランド、早川書房)

 所得格差について研究する学者でとくに尊敬を集めているのがエマニュエル・サエズ(カリフォルニア大学バークレー校の経済学教授)だ。
 サエズはこう書く。
 所得上位10パーセントの人々が手にする所得の割合は1920年代半ばから1940年代までは、国民所得の約五四パーセントだった。
 その後、第二次大戦中に約三三パーセントに下がった
 1970年代までは横ばいだった。2006年以降、劇的に上昇した

 2006年には上位10パーセント所得は国民所得に対する割合は五○パーセントにのぼっていた。

日本の国は財政破綻に直面している

 国民所得とは、あるのあるの「総収入」といったことです。上位10パーセントの人から、上位1パーセントの人国民所得の50パーセントからそれ以上が独占されていることをクリスティア・フリーランドは説明しています。日本には「スーパーリッチ」なる存在せず大金持ち」は存在するという説明です。
 日本では、この所得格差よりももっと深刻なのが「財政破綻」(2020年問題)です。
 こういう状況で「長時間労働」「低賃金」は何を意味するのか?が本当の問題です。
 それは、経済状況がどうであっても、「長時間労働」や「低賃金」の現実に直面すると「鬱病」をはじめ、さまざまな「強迫神経症」が当り前に起こるということが本当の問題になります。

鬱病になるのは、必ずしも「長時間労働」が原因ではない

 その問題とは何か?というと、どんな行動にも「行動には目的」というものがあるということを不問にするということです。
 すでにお分りのとおりこの「行動の目的」とは品詞でいうと「名詞」のことです。
 あるいは「抽象名詞」です。
 日本人の多くの人が毎日話している日本語(和語は、この「名詞」「抽象名詞」を不問にするというしくみをもっています。不問にするとは「無視する」あるいはわざわざ「壊す」ということです。
 これは、世界にも類のない言葉の特質というものです。世界でも珍しい言葉だということは鈴木孝夫(原語社会学者)や金田一春彦国語学者)らがこのことを書いています。

●事例の女性が鬱病になった正しい原因と理由を教えます

 事例の田村英子さん(48歳)が鬱病になったのは、仕事の中の「名詞」「抽象名詞」を「なんとなく分かる」という程度でしか理解しなかったからです。
 「そんな筈はない」と誰もが思うでしょう。
 「そういうことなのです」という証拠をあげます。

◎例
訓読み…「見る」「観る」「視る」「診る」(みると読む)
音読み…「見」(ケン)「観」(カン)「視」(シ)「診」(シン)
漢語…「見学」「観察」「視野」「診断」(ケンガク、カンサツ、シヤ、シンダン)

 鬱病になるとは、「みる」と読めても、それぞれの音読み意味字義)は分からないことがつくります。
 また、「読める」から「意味なんとなく分かる」と自分に嘘をついて信じ込ませることが分裂病つくります
 仕事を辞めたり「介護離職」をしたり、「引きこもり状態」「ニート状態」になるのは、「見学」や「観察」や「視野」「診断」の意味する行動正しく現わせないことが原因です。

●これが日本人の「言語障害」(心身の病気)です

 同じことは、「聞く」「聴く」「訊く」「尋く」(いずれも「きく」が訓読みです)にもあてはまります。
 「聞」「聴」「訊」「尋」の漢字意味正しく分からなければ仕事の中で、人の説明は何も分かりません。ましてや介護職の中で「要介護状態にある人の話」など、もっと分からなくなるでしょう。
 ここでNHKスペシャルで放映されていた「介護殺人」と同じ破壊のイメージ強迫神経症)がいつも思い浮ぶようになるのです。

貧困防ぐ!! 心身健康守る!! 生活を豊かにする対策とは、こういうものです

 このような経済の困難生活上の困難は、日本の「超高齢社会」「人口減少社会」では、当り前に一人一人に迫ってくる問題です。
 貧困病気をつくるのが日本語和語)のもつ「学習障害」のつくる「言語障害」です。
 このような「言語障害」を正しく克服していくことが日本人の誰にとっても切実な問題であることを理解しましょう。

 ポルソナーレのカウンセリング・ゼミで毎回お伝えしている対策に取り組み、いらざる鬱病分裂病強迫神経症を危機感をもって予防しましょう。

うさ子
谷川うさ子さん
 
関連ページ:貧困、虐待、DV、自殺、精神崩壊を防いで、誰よりも幸せになる脳の働き方を教えます!!

関連ページ:間違いだらけの認知症(痴呆症)予備軍の理解と防ぎ方

関連ページ:日本人の「貧困の連鎖」は、学習障害がつくる「言語障害」を改善すると好転します

関連ページ:日本人の心身の病気は「言語障害」がつくります。「言語障害」とは、学習障害がつくり出す病理のことです!!対策と改善の仕方をお伝えします!

関連ページ:日本人の「学習障害」の例。「開ける」「空ける」「明ける」を、「読めればいい」「意味は分からなくてもいい」と考えていることです。

関連ページ:日本人の「学習障害」の例。「決済」と「決裁」の「漢字・漢語」を「読めればいい」、「意味は分からなくてもいい」と考えていることです。

関連ページ: No.227 日本人の「学習障害」と対策についてお伝えします!!

関連ページ:日本人の「学習障害」の事例・3 人としゃべれません。話題がないからです。つい、スマホを出して画面を眺めます。
漢字は読めればいい、意味はどうでもいい!!が日本人の学習障害です
「自分はこう思う」と、偽(ぎ)の行動の目的をつくって異常な行動をくりかえします


関連ページ:日本人の「学習障害」の事例・2 【仕事の中で上司の言葉がよく分りません】
「内扱い」とは仕事の言葉を学習しないことです。「内扱い」は「自分はこう思う」と仕事の言葉を不問にしてイバリます


関連ページ:日本人の「学習障害」の事例・1 日本の男性、女性が「内扱い」で結婚するとどうなるか?

関連ページ:気になる「相模原障害者施設、襲撃事件」は「学習障害」の行動です。

関連ページ:「相模原・障害者施設」19人刺殺事件は、「学習障害」が原因です!

関連ページ:日本人は誰もが「学習障害」です

関連ページ:日本人の要介護状態の原因の認知症(痴呆症)は、「学習障害」が原因です。

関連ページ:日本人の多くの人は「強迫」という像や言葉を脳の働き方(言葉の生成のしくみ)がつくり出しています。「女子中学生・手つなぎ電車飛び込み心中事件」「ストーカー男・アイドル女性刺傷事件」「交際相手の女性の自宅二階にはしごをかけて襲って一家3人を殺傷した事件」は、いずれも、「強迫」(像、言葉)がつくり出しています!!


関連ページ:日本人が「強迫観念」でつくる病理
「ストーカー男に刺されて重傷を負ったアイドル女性事件」「騒音トラブル・隣人襲撃事件。兵庫県尼崎市母娘襲撃殺人、東京都江戸川区アパート1階の男性が2階の男性を襲って殺害」


関連ページ:ポルソナーレからあなたへの緊急のメッセージ
自分のこと、将来のことで心配なことはある。しかし、スマホやパソコンの画面を見るから、すぐに安心するので、悩むことは何もなくなる。おもしろ、おかしく、楽しくやっている。しちめんどくさいことはうんざりなんだ、と思っている方にも、特別にお届けする緊急警報とご案内


◎この「読むだけで幸せになる手紙」は、メルマガでも配信しています。
メルマガ申込みはこちら。
メルマガバックナンバーはこちら
うさ子
谷川うさ子さん

←前へ  次へ→


学習に役立つ書籍

ポルソナーレのゼミの様子をYouTubeに公開しました。

脳を発達させる日本語トレーニングペーパー 谷川うさ子王国物語

一部公開しました。
トップページ NEW! 年間カリキュラム 学習の感想と学習成果 「日本人の思考」と「谷川うさ子王国物語」と「グローバル化の恐怖」
学習内容(サンプル) 「言葉」 日本語の影響。その仕組みと感情、距離感、人間関係について
「脳を発達させる日本語トレーニング・ペーパー」の役立て方の資料
『分裂病の自己診断表と自己診断』
男性に嫌われない女性の話し方
女性に嫌われない男性のしゃべり方
を教えます

ポルソナーレのマスターカウンセリング

バックナンバー(メルマガ・その他過去の連載)


クマ江
クマ江さん

《クマ江版・おそろし》
スクールカーストと
脳の働き方 百物語
第一話~
バックナンバーはこちら
バックナンバーはこちら
うさ子
谷川うさ子さんの
お役立ちカウンセリング
 
バックナンバーはこちら
「第20期」(平成30年・2018年)ゼミ、開講中!
受講生の皆様へ 平成25年冬版 ポルソナーレからの真実の愛のメッセージ
受講生の皆様へ 平成25年5月5日 版 ポルソナーレからの真実の愛のメッセージ 詳しくはこちら!

ポルソナーレと全日本カウンセラー協会のご案内