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《 クマ江版・おそろし 》
スクールカーストと脳の働き方百物語・第七話 |
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熊野クマ江さん |
こんにちは。熊野クマ江です。鈴木翔(しょう)が書いている『教室内(スクール)カースト』(光文社文庫)をケースにして、小・中・高校生の「グループ」対「グループ」の「上」「下」の評価についてお話しています。 結論をいうと、おそらく誰もピンと来ないとは思いますが、ここでは、「コルサコフ健忘症」と「ピック病」が広がっているということをお伝えしたいと思っています。コルサコフ健忘症は記憶障害ですが、見当識のように、目に見えてわかりやすい記憶障害ではありません。「他者と繋がる法則が憶えられない」「複数の他者と共同する法則の言葉をすぐ忘れる」「現実の動きや社会の変化の現象をすぐ忘れるし、全く憶えられない」というものです。 脳のメカニズムからいうと男性に多いといえます。恋人がいない、仲良くできない、人と一緒にいてもゲームにのめりこむなどが特徴です。歩きながらスマホやゲームをやっている人は、「コルサコフ健忘症」が疑われます。 女性は、「コルサコフ健忘症」の次元での記憶障害ではなくて、もともと交感神経を中心に脳と身体を動かしていないので、ルール、約束、きまりといった他者と繋がる「世界性」を前提にしていないのです。女子高校生がスカートを短くしたり、昼食の弁当を男子生徒のためにつくるとか、化粧をして学校に行くというのは「ピック病」の症状をあらわします。学校に行く目的とか他者と自分との間には「媒介」があるということは、教えられても全く実感できなくて、スカートやプリンや弁当によって無化されているところが「ピック病」の症状に当るところです。 ニートが60万人、社会的無業者が160万人、と報道されています。これらはコルサコフ健忘症やピック病がつくり出しているといえます。「2015年、経常収支の赤字」に向けてもっと激発していくと考えられます。 |
スクールカーストと脳の働き方百物語
第一話
第二話
第三話
第四話
第五話
第六話
第七話
《 谷川うさ子さんのお役立ちカウンセリング 》 「日本人の心と身体の病理と対策」
「コルサコフ健忘症とピック病という脳の働きの記憶障害について」
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日本人は対人関係の中でなぜ孤立するか
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