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カウンセラー養成ゼミ NEWSLETTER 第205号
10期18回め平成20年10月25日

ハーバード流交渉術・脳の働き方と言語の学習回路
浅見鉄男「井穴刺絡・免疫療法」

脳の働き方・言葉の生成のメカニズム
書き言葉の生成
『人はなぜエセ科学に騙されるのか』
(カール・セーガン)

はじめに

 カウンセラー養成ゼミ、中級クラス、スーパーバイザーカウンセラー・認定コース、Aクラス、№20のゼミをお届けします。
 脳の働き方のソフトウェアのメカニズムの解明のテーマは、「書き言葉」の生成のメカニズムとはどういうものか?です。前回までのレクチュアは、「話し言葉の生成」のメカニズムについてでした。「話し言葉の生成」のしくみが明らかになったので、次のテーマは「書き言葉の生成のしくみ」です。今回は、このことの意義から明らかにします。

ポルソナーレ代表田原克拓

本号の目次

  1. 言葉は、「ブローカー言語野」の3分の1か3分の2のゾーンのどちらかで学習して、憶えます
  2. ブローカー言語野「3分の1」のゾーンのメカニズム
  3. ブローカー言語野「3分の2」のゾーンのメカニズム
  4. 「メタ言語」から見た「ブローカー言語野・3分の2」
  5. 乳児の「言葉の生成」のメカニズム
  6. 乳児の「話し言葉」の記憶のメカニズム
  7. ブローカー言語野「3分の2」の学習の方法
  8. 『幼児の算数』
    (遠山啓・栗原九十郎、国土社・刊より)

  9. 遠山啓のいう「数」(かず)の「意味」に相当するのが言葉の場合は、概念の「意味」です。
  10. ポルソナーレ式イメージ療法(プログラム) いわれのない不安を消すイメージ療法

脳の働き方・言葉の生成のメカニズム
書き言葉の生成

『人はなぜエセ科学に騙されるのか』
(カール・セーガン、新潮文庫よりリライト・再構成)

「書き言葉」を生成する脳の働き方を解明することの意義

 まず「書き言葉」の意義についてご一緒に考えます。カール・セーガンが書いている『人はなぜ、エセ科学に騙されるのか』(下巻・新潮文庫より)の中の「自由への道」で次のように書いています。

教育と学習
  • 「自由人だけが教育を受けるべきだ」と多くの人は言うが、そういう人たちを信用してはならない。むしろわれわれが信用すべきは、「教育のある人だけが自由だ」と言う哲学者たちなのである。
    (「エピクテートス」。ローマの哲学者で、元奴隷(どれい))
  • フレデリック・ベイリーは奴隷(どれい)だった。
    一八二○年代、アメリカのメリーランド州でのことである。まだ子どもだというのに、ベイリーには世話をしてくれる母も父もいなかった。彼はのちにこう書いている。
    「子どもをその母親から引き離すというのは、ごく普通におこなわれていることである。それもたいていは一歳になる前に、だ」。
    ベイリーは、人生に全く希望のもてない何百万人もの子ども奴隷(どれい)だったのだ。
  • その当時は、奴隷(どれい)はそもそも遺伝的に劣っている、と考えられていた。
    神は、意図して彼らをこの惨(みじ)めな状態に置かれたのだと考えられていた。農園も教会も、裁判所も州議会も、よってたかってその考えを奴隷(どれい)に叩き込んだ。聖書が、奴隷制にたいして暗黙の了承を与えているということは、あっちこっちの節に書かれているとおりである。こうして、黒人奴隷(どれい)制というアメリカ南部に特有の制度は維持されていたのだ。
  • しかし、その極悪非道な本質には、奴隷(どれい)を使う側の人でさえうすうす気づいていたにちがいない。
  • 奴隷制の本質が最も露骨にあらわれているのは、「奴隷に読み書きを教えてはならない」という規則だろう。
    南北戦争以前の南部では、奴隷に「読み方、書き方」を教えた白人は厳しく罰せられたのだ。
    ベイリーはのちにこう書いている。
    「その身分に甘んじる奴隷を作るには、考える力の無い奴隷を作らねばならない。読む力、書く力が無いということは道徳観や心の目を曇らせる。理性の力がどこまでも押しつぶされるということなのだ」。
  • だからこそ、奴隷の所有は、奴隷が見たり、聞いたり、考えることを取り締まった。
    このことは、不公正な社会に共通する本質である。本を正確に読むこと、文章を書いて批判的な考えにたどりつくことは、社会を転覆さえしかねない危険なこととされた。
求めれば、人は教えてくれる
  • 一八二八年のフレデリック・ベイリーは、10歳になった。アフリカ系アメリカ人の少年だ。
    いかなる法的権利ももたない奴隷の身分だった。牛か馬のように売りとばされて、ボルティモアという都会の街へやってきた。ヒュー・オールド船長とその妻の家に連れてこられた。それまでは、畑仕事が中心だった。
  • ある日、フレデリックは「読む」ということの「秘密」を発見した。
    書物を読んでいる人を見たのだ。本のページの上には、のたくったような黒い線がびっしりと描かれている。「読んでいる人」は、その「黒い線」と「発音される音」とがほとんど「一対一対応」で起こっていた。
  • フレデリックは、主人の息子のトミー・オールドの『ウェブスター綴字(ていじ)教本』をこっそり見て勉強した。
    アルファベットの文字を覚え、それが、どの音を表すのかを知ろうとした。
  • フレデリックは、ある時、意を決して、ソフィア・オールドに勉強を助けてくれるように頼んだ。
    少年の熱意と意欲にほだされたソフィア・オールドは、求めに応じた。

    おそらくは、「禁令」を知らなかったものと思われる。
  • フレデリックが「三文字」の綴(つづ)りを終えて、四文字に進んだ頃、主人のオールド船長が事態に気づいた。ものすごい剣幕で「すぐに止めなさい」とソフィアに命じた。
    フレデリックがいる前で、彼は、妻にこう言った。
    「黒んぼは、主人に従っていればいいんだ。言われたことだけやっていればいいのだ。
    学問というものは、この世の中で一番の黒んぼでもダメにしてしまうものだ。
    もし、君があの黒んぼに読み書きを教えるならば、あいつをここに置いておくわけにはいかない。
    あいつは、永久に奴隷として使い物にならなくなるだろう」。

    オールドは、同じ部屋にいるフレデリック・ベイリーが目に入らないかのように、あるいは、ベイリーが牛か馬でもあると思っているかのように、このように言ってソフィアを叱った。
    ベイリーは、のちにこう書いている。
    「彼は、私に重大な秘密をもらしてしまった。この瞬間、黒人を奴隷にしている白人の力が分かった。私は、奴隷の身分から自由に至る小道を見つけたのである」。
  • この日からソフィアは、怯えてベイリーに口をきいてくれなくなった。
    しかしベイリーは、さまざまな手段を講じて「読み方の勉強」をつづけた。道に立って、学校帰りの白人の子どもを引き止めて、「この文字は何と読むのか?教えてほしい」と頼んだ。「じゃあ、この言葉の意味は何だ?」と聞く。
    子どもらは、問われれば熱心に教えてくれた。
「考える力」と「分かる力」が身につく
  • フレデリック・ベイリーは、文字の読み方が一通り分かるようになった。
    こんどは、「文字の読み方」を仲間の奴隷に教えるようになった。
    「彼らは、精神が飢えていた。
    彼らは、それまで精神の暗闇の中に閉じ込められていた。私は彼らに文字の読み方を教えた。それが私の精神の喜びだったからだ」
    (ベイリーの話)。
  • そして、ベイリーは逃亡した。
    逃亡にあたっては、「読み書き」の知識が非常に役立った。

    ベイリーが向かったのは、ニュー・イングランドだった。ニュー・イングランドでは、奴隷制は違法とされていた。黒人は自由だった。
  • ベイリーは、「フレデリック・ダグラス」と名前を変えた。
    「逃亡奴隷」を追いまわす「賞金稼ぎ」から逃れて、ついにはアメリカ史上最高の「演説家」「文筆家」「政治指導者」の一人となった。
    彼は、終生、「読み書きの力」が精神の暗黒大陸からの脱出の力になった、と考えていた。
  • フレデリック・ダグラスが教えてくれていることは、「読み書きの力」こそが「奴隷状態」を脱して自由へと至る道だということだ。「奴隷状態」にもさまざまなものがある。
    また、「自由」といってもさまざまだ。
    それでも「読む力」「書く力」をつけることはやはり「自由への道」なのである。
  • かつて専制君主や独裁者らは、読み書きや学問、学的な知性の元の書物や新聞は危険なものだということをよく承知していた。それは今でも変わらない。それらは人々に、自由や反逆という思考を吹き込みかねないからである。
    一六七一年、イギリス国王が派遣した「バージニア植民地」の総督が書いたものが残されている。
    「無料学校、印刷物が無いことを私は、神に感謝します。この先、向こう100年間は、このようなものが存在することがありませんように。ひたすら祈りつづけましょう。
    なぜならば、学問は、不服従や異端や分裂をもたらすからです。
    もし印刷物が出来たら、それを世間に広める者が出てくるからです。そうなれば、最高の政府をすら誹謗(ひぼう)する人間が出てくるからです。神よ、どうか、あと100年間は、学問と印刷物と、学問を広める者から我らをお守りください」。
言葉は「現実の意味」と対応している
  • だが、今は「読書障害」すなわち「読む能力が損なわれる」という障害は、アメリカの総人口の15パーセント以上に見られると言われている。その原因は、何か。
    家庭に本があって、いつでも読み聞かせてもらえれば、人は自然に本を読むようになるだろう。
    身近に、読書好きの人がいなければ、努力してまで本を読もうとは思わないものだ。
    お粗末な教育しか受けられなければ、「読むこと」「書くこと」への道は厳しいものになる。
    お粗末な教育とは、「考え方」は教えてもらわずに「棒暗記」を強いることだ。
  • 「読み書き」を身につけるには、何十もの大文字や小文字、記号、句読点を完全に自分のものにしなければならない。
    何千という単語の綴(つづ)りを覚え、ときには厳密かと思うと適当にも思える文法規則にも従わなければならない。
    これには家族の支えが必要だ。また、家族の励ましも必要だ。
    怒鳴られる、身の回りの世話もいい加減、危険な目に合わされる、あるいは、家庭の中に深刻な問題があれば、「読み書きの能力をつける」ための努力は、「とてもじゃないが、そんな苦労はできない」と思ってしまうだろう。
    「お前は音楽の道に進め。そのためには家で予習だの復習だののやっている暇はない」と言われつづけ、「うちにはお金が無いのよ。学費なんて支払えない。フリーターでもニートでもやって、一人でやっていってちょうだい」と言われても、同じように「読書障害」の効果がある。
    誰もそれを否定してくれない。
    こんなタチの悪い意見を受け容れてしまえば、ごく簡単な文章すら理解できなくなったとしても不思議ではない。今、職場では、かつてないほど「読み書きの能力」が必要とされているのだ。
  • 「教育省」の委託でおこなわれたある調査によれば、ほとんど「読み書き」が出来ない成人が、全米で4千万人もいるという。この人々が親となり、子どもを育てている。
    だから、10代後半の青少年の「読み書きの能力」は、過去10年間にいちじるしく低下している。
    「読んで理解する」という能力を五段階評価したところ、最高のレベルに到達したのはわずか「3%」だった。読めても、「問い」への正しい解答を与えることができない。国民の大半は、若者のこの悲惨な状況に全く気づいていない。
「読み・書きの能力」が低ければ心も生活も貧困になる
  • 「読み書きの能力」が最低のレベルの若者の親は、「貧困者」が43%にも達する。もちろん、「読み書きの能力」が全てではない。
    だが、一般的にいって「読み方の能力」が高いほど「収入」も多くなる。
    「読み書きの能力」さえできればお金を稼げるとは限らないにせよ、しかし、「読み書きの能力」が低ければ、収入を得ることは難しい。そして「読み書きの能力」が低すぎると監獄に入る率がずっと高い。
    (これは、相関関係がある、ということにすぎず、ここから因果関係を引き出すという誤りを犯してはならない)。
  • ケンタッキー州ルイーヴィルの国立識字家族教育センターは、「低所得者」と「自分の人生に意欲をもてない親」を対象に、子どもはもちろん、親にも「読み方を教えるプログラム」をつくり実施した。これは三つの州で実施された。「どんな変化があったか?」というアンケートに、親らは、こう答えている。
    「自分にガマンの力がついた。自制心がつよくなった」
    「子どもと良い関係をもてるようになった。子どもは、素直に、言うことに耳をかたむけるようになった」
    「子どもは、すすんで勉強したがるようになった」
    「子どもは、生まれて初めて自分の将来に希望をもつようになった」

    親自身が、「高校卒業資格検定に合格した、大学に入学できた、新しい職に就いた」、などの目ざましい成長ぶりを見せている。
  • 書物は、われわれがこの世界を理解し、民主的な社会に参加するためのカギなのだ。
    読み書きの能力の低下と不足は、考える力を蝕(むしば)みかねない。読み書きの能力の欠如は、貧困、無知、希望のなさ、自己評価の低さをつくり出して、人生や生きることの夢を打ち砕く。また読み書きの能力のなさが生み出す損害は、全ての人に重くのしかかってくる。「医療費」「入院費」「犯罪と刑務所にかかる費用」「生産性の低下」「優れた人的資源を失う」などのことだ。
  • フレデリック・ダグラスが教えてくれたのは、読み書きの力こそが、この新しい奴隷状態を脱して、最も望ましい人生という自由へ至る道だということだった。
現代社会の精神と生活の貧困は、「読み・書きの能力」の欠如と相関性がある

■カール・セーガンの「人はなぜエセ科学に騙されるのか」(下巻)より、「自由への道」の章をリライト、再構成して要旨をご紹介しました。ここでは「読み書きの能力」の価値と意義についての考察が語られています。

 「読み書き」についてのべられているところの要点をまとめると、次のとおりです。

  1. 読むこと、書くことの能力は、教えられなければ身につくことはない。
  2. 読むこと、書くことの能力は継続的に努力して、その能力を維持し、役立てることができるものである。
  3. 読むこと、書くことの能力は、「親」が「子ども」を励まし、評価することで「自分からすすんで勉強する」という能力になるものだ。
  4. 「読むこと、書くこと」の能力は、「収入を得ること」「生きていく希望や自信」の根拠となるものである。
  5. 「読むこと、書くことの能力」は、「書かれていること」を理解することである。この能力が欠如すると、貧困、無知、希望のなさ、自己評価の低さをつくり出し、ひいては人的資源をなくすなどの「損害」も生み出す。
日本人の「読み・書きの能力」の現実

■このカール・セーガンの主張を今の日本では、次のような具体的な状況として適用させることができます。

  • 警視庁は「振り込め詐欺のぼく滅推進期間」をつくった。10月1日から14日までの二週間である。
    しかし、警戒中であるにもかかわらず、全国で621件、約7億1千万円の「振り込め詐欺」の被害が発生した。
  • 「詐欺」の内訳は次のとおりである。
    A・「おれおれ詐欺」
    B・「融資保証詐欺」「還付金詐欺」
    C・「架空請求詐欺」

 これら「詐欺事件」の被害は、警視庁が銀行などに「被害防止」を呼びかけ、警戒のシフトをしいている中で起こっています。声をかけて注意をうながしたり、振り込みの行動に客観的な根拠があるかどうかの確認を求める中で発生したという現象です。

 このことは、何を意味するのでしょうか。

 「警戒の呼びかけの言葉」を確かに耳で聞いているのに、その「呼びかけの言葉」が記憶されていないということを意味します。「話された言葉」は、確かに耳に届いて、「聴覚」として記憶されたでしょう。しかし、実際は、その忠告やアドバイスの言葉のとおりに行動せず、「振り込め詐欺者の言葉」のとおりに行動して被害をつくり出しています。被害の具体的な内容は、次のとおりです。

A・「おれおれ詐欺」…二百四十三件。約四億三千九百万円。
B・「融資保証詐欺」…二百二件。一億二千万円。
  「還付金詐欺」…五十六件。五千三百万円。
C・「架空請求詐欺」…百二十件。九千二百万円。

 ここには、日本人の「言葉の能力」というものが端的に示されています。

 人間は、「言葉」によって行動を成り立たせます。げんみつにいうと「言葉の意味」によって「行動」は成り立つのです。

 「振り込め詐欺」の被害の行動を引き起こした人は「警戒」や「注意」の言葉の「意味」を耳で聞いて記憶できなかったことが分かります。人間の脳の働き方の本質は、「記憶すること」と「記憶にもとづいて行動すること」の二つです。「行動」のためには、「言葉」の学習と記憶が必要です。このような脳の働き方のしくみを「記憶のソース・モニタリング」といいます。

 「振り込め詐欺」の被害者は「忠告」や「用心」「確かめる」などの客観的な「言葉」が記憶されていなかったことを意味します。

 「忠告」や「用心」「確かめる」などの「言葉」は記憶されていました。なぜかといえば、「銀行員による言葉がけ」は聞いているからです。

 このアドバイスの言葉を聞いて、「銀行員」に暴力をふるい、ケガをさせた詐欺の被害者もいた、と報道されています。このことは、「言葉」を聴いても、その「言葉の意味」が記憶されていなければ、どんなに有益なアドバイスでも受け容れられずに、したがって有益な行動も起こせないということを示しています。

 「忠告の言葉」「用心するようにという警戒の言葉」「確かめてみませんか?というアドバイスの言葉」とは何でしょうか。

 「おれおれ詐欺」の事例に即すと、「息子」や「娘」だと思い込んでいる人物の「イメージ」を遠くに想定して、客観的に観察するということです。「今、自分は、トラブルにぶつかっていて、たいへん困っている」という説明の言葉は、その「意味」を構成する内容の「いつ」「どこで」「誰が」「どのように」という事実と事実関係を満足させる証明の裏付けの「言葉」が記憶されていないのです。なぜかというと、「息子」ないし「娘」とおぼしき人物が電話をかけてきて「トラブルにぶつかっていて、困っている」と話したとき、「トラブル」という言葉の「意味」を構成する「いつ」「どこで」「誰が」「どのように」という事実によって原因や理由もおのずから理解されます。「原因」と「理由」が分かれば、「問題解決の方法」も自然に考えられます。すると、「求められているお金」は、想定される「問題解決の仕方」に見合う方法としての価値をもつものか、どうか?も考えられます。

 このような「言葉の意味」は、脳の「ブローカー言語野」の「3分の2」のゾーンで学習されて記憶されます。

脳の「ブローカー言語野」の「3分の2」のゾーンで学習しましょう
 「振り込め詐欺」の被害者は、「ブローカー言語野の3分の1」のゾーンで「言葉」を学習して記憶しています。

 「言葉の意味」は、「ブローカー言語野」の「3分の1」のゾーンでは学習もできず、記憶もできません。

 具体的な事例をあげてご一緒に考えてみましょう。

《例1》

  • 嘘(うそ)…記号としての言葉(ブローカー言語野の3分の1のゾーンの記憶)
    概念…ブローカー言語野の3分の2のゾーンでの学習と記憶。
  • 意味…遠山啓(ひらく)の「水道方式」の「タイル」に相当する。ブローカー言語野「3分の2」のゾーンで記憶する。
    「嘘八百」(うそはっぴゃく)といわれるように、嘘(うそ)の語源もいろいろとある。定説となっているものはない。
    「うそ」の「う」は「烏」(からす)のことだ。「そ」は「白」という意味の「素」(そ)のことだ。
    つまり「白いカラスのことだ」という説がある。
    昔、中国の延陵(ていりょう)という所に「玉須」(ぎょくす)という鳥屋(とりや)がいた。「白いカラスを売っている」と聞いた友人が「玉須」(ぎょくす)の店に行くと「黒いカラス」しかいない。
    この故事から「いい加減なこと」を「烏素」(うそ)というようになったというものだ。これが日本に入ってきて「口で虚(うつ)ろなことを言う」という意味の字が当てられて「嘘」(うそ)と表現されるようになった。「玉須」(ぎょくす)という男の名前は、「だます」と呼べるという嘘のような話が伝えられている。
  • 実物(水道方式の「集合としての物」に相当する表現)
    1.「振り込み詐欺は、嘘八百のつくり話がまことしやかに語られる」。
    2.「振り込め詐欺」の嘘の話は、嘘と分からないように、身内、家族の人が困っていると話して動揺させ、冷静さをなくしている。
    3.「振り込め詐欺」は、日本人だけに多発している事例だ。血縁意識の一心同体のものの考え方を利用して被害者自身がトラブルに遭ったかのように錯誤させている。

《例2》

  • 「ごまかす」…記号としての言葉(ブローカー言語野の3分の1のゾーンの記憶)
    概念…ブローカー言語野の3分の2のゾーンでの学習を記憶。(意味も学習して憶える場合が「概念」)。
  • 意味…遠山啓(ひらく)の「水道方式」の「タイル」に相当する。ブローカー言語野の3分の2のゾーンで記憶する。
    だまして表面をとりつくろうことを意味する。語源はいくつかある。
    「胡麻菓子」(ごまかし)説。見かけはゴマがついていていかにもおいしそうなお菓子だが、じつは、焼いてふくらましただけのまずい菓子のことを「胡麻菓子」(ごまかし)といった。ここから「騙すこと」を「ごまかす」というようになった、という説。
  • 実物(「水道方式の集合としての物」に相当する表現)
    1.仕事の中でいろいろと不安を感じることがあった。展望や方向性を出すために分析したり、対策を考えたいが、憂うつ感が消えないので取り組めない。自分の気持ちをごまかすために酒を飲んだ。
    2.話をしたくない人からケータイ電話に電話がかかってきた。話す意欲がないことをごまかすために、「るす番電話」に応答させた。
    3.仕事の営業の成績がかんばしくない。望ましい取り組み方を考えることができない。うつうつとする気持ちをごまかすために、「そうだ、金融バブルの崩壊のせいにしよう」と考えたら気持ちが楽になった。

 カール・セーガンのいう「読み書きの能力」とは、ご紹介している記号としての言葉意味実物を学習して、憶えて、?のように、現実の場面や状況の言葉で表現できることをいいます。

 言葉を「ブローカー言語野」の「3分の1」のゾーンで学習して憶えると、る記号としての言葉意味も「丸暗記」して記憶することはできます。

 しかし、実物のように、意味を展開して表現するということはできないのです。

 すると、実物の具体的な場面や状況の中で、「行動が止まる」ということが生じます。

 《事例1》では、「詐欺」の被害に遭うことを止められない、という「行動」です。《事例2》では、心の病いの「うつ病」が発生するという「行動停止」がつくり出されています。

 遠山啓(ひらく)は、『幼児の算数』(遠山啓、栗原九十郎、国土社・刊)の中で「言葉の意味」に相当する「タイル」による数(かず)の学習の仕方について、次のように書いています。

《おやつ配り》
(チョコレートタイルで、具体物の量(りょう)としての数(かず)を抽象する)。

  1. 人形、くまのぬいぐるみ、ゴムの小鹿、おもちゃの小馬などの「動物」を数個、用意する。
  2. 「さあ、みんなにおやつをあげましょう。おやつはチョコレートです。ちゃんと、このように配りましょうね」と言って、「一対一対応」の見本を見せる。子どもは、すぐにチョコレートタイルを、それぞれの動物に配ることができる(注・この学習の前に「対応」の練習をおこなっている)。「組」(くみ)をつくることは得意になっている。
  3. 終わったら、指導者は、「よくできましたね。では、このおもちゃの動物たちと、チョコレートタイルの数(かず)は同じですか?違いますか?」とたずねる。「同じ」か、差があるときは「違う」という解答を得るだろう。
  4. そこで、もし違っていれば同数に揃える。(違っているチョコレートタイルの方をつけたす、もしくは取り去る)。
    「これで同じですね」。
  5. 「では、チョコレートタイルの数を調べれば、おもちゃの動物の数が分かりますか?」と問いかける。
    このとき、分配したチョコレートタイルを集める。また、再分配してみせる。
    「チョコレートタイルの数が分かれば、それがおもちゃの動物の数(かず)だよ」という子どもの答えを引き出す。
  6. ここでは、具体物からチョコレートタイル(タイル)によって数(かず)を抽象したり、表(あらわ)すということをおこなっている。どんな物でも「タイル」によって「数(かず)」を表すという理解と記憶を「一対一対応」の原則をつかって、「物一般」とタイルの対応(タイルによって物の個数を置き換えるという一般的な方法の体得)をおこなったことになる。
「言葉」の「意味」を正しく記憶するのが「ブローカー言語野・3分の2」のゾーン

■この遠山啓(ひらく)の数(かず)の学習法のプログラムはすでにご紹介しています。あらためて、再度、ご紹介したのは、「ブローカー言語野」の「3分の1」のゾーンでは、このような「推移律」(因果づけの法則)は学習できないし、また記憶もできないということを確認していただくためです。ここで「タイル」とは言葉の「意味」に相当することも、すでにお伝えしているとおりです。「タイル」(シェーマ・Schema)とは「数(かず)の意味」です。この「意味」が具体物というさまざまな現実にむすびついて「量」(りょう)としての数(かず)を成立させます。

 「行動が可能になる」ということです。これが「算数の正しい学力」(能力)です。すると、「言葉」の「読み書きの能力」も、「意味の言葉」と、その「意味」が、具体物に当る現実の状況や場面の言葉を使って表現されるということはよくお分りでしょう。

 「書き言葉」を読んで正しく理解すること、「書き言葉」を正しく書きあらわせるという能力は、「タイル」をつかった数(かず)の能力づくりと同じように、「ブローカー言語野」の「3分の2」のゾーンでおこなわれるべきものです。このことは、「書き言葉」は、「話し言葉」と同じように、やはり「ブローカー言語野」の「3分の2」のゾーンで生成されるものであることを論理実証的に説明します。なぜかといえば、ブローカー言語野の「3分の1」のゾーンは、「言葉」を記号として憶える、また「言葉」の意味の「説明の言葉」を丸暗記することは可能ですが、「記号としての言葉」と「意味の言葉」と「現実」の三つの「三者関係」を記憶することができないからです。「三者関係」を記憶するのは、「ブローカー言語野」の「3分の2」のゾーンだけです。

 今回は、「読むこと、書くことの能力とは、どういうものか?」ということについて、「言葉の意味」の学習と記憶、そして、その展開のことであることをお話しました。

 みなさまは、大風が吹いているときの雨の日には、カサだけをさしても濡れることはよくご存知です。「レインコート」を着用して、その上でカサをさすでしょう。

 「レインコート」を着用していない状態が「ブローカー言語野」の「3分の1」のゾーンでの丸暗記による学習の仕方のことです。「レインコート」を着用するというのが「ブローカー言語野」の「3分の2」のゾーンでの学習に当ります。「カサをさす」というのは、「言葉の学習」のことです。もしくは、「タイルをつかった数(かず)の学習」のことです。

 ブローカー言語野の「3分の1」のゾーンの学習の仕方とは「丸暗記」「棒暗記」のことです。

 ブローカー言語野の「3分の2」のゾーンの学習の仕方とは、「言葉」「意味」(タイル)「実物」(具体的な場面、状況)の「三者関係」を学習することです。

 このことをご理解ください。

 このように、「書き言葉」の意義と価値を分かっていただいて、次にブローカー言語野の「3分の2」のゾーンで、どのように生成されるものか?のメカニズムについてご一緒に考えてまいりましょう。

カウンセラー養成ゼミ NEWSLETTER 第205号 一部掲載

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話し言葉の生成・III 『幼児の算数』
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書き言葉の生成 『人はなぜエセ科学に騙されるのか』
女性の魅力の最強の知性のつくり方 『幼児の算数』・IV


連載
初期・脳のシステムデザインの世界・1
初期・脳のシステムデザインの世界・2
人間の脳は「行動」をどう生成するのか
人間の脳の「自立した行動」のつくり方
人間の脳の働きの行動の生成1.「記憶と行動」のメカニズム
人間の脳の働きの行動の生成2. 「知的記憶と行動」の生成
人間の脳の働きの行動の生成3. 『フロイト先生のウソ』
人間の脳の働きのメカニズム・言葉と行動
脳の働き方のメカニズム・行動停止がつくる破滅
脳の働きのソフトウェアのメカニズム・人はなぜ、「脳のエセ科学」に騙されるのか
脳の働き方のメカニズム・病気の「言葉」と「行動」のつくられ方
脳の働き方の言葉の生成のメカニズム・「気持ち」と共同指示の「認知」と「認識」
脳の働き方「言葉の生成のメカニズム」・「言葉の意味」の生成の構造・2
脳の働き方「言葉の生成のメカニズム」・言葉の『意味』の生成のしくみ
病気の言葉の『意味』の生成・「東京・秋葉原無差別殺人事件」
病気の言葉と行動の生成・「名古屋バスジャック事件」「埼玉県川口・父親刺殺事件」
日本人の病気の脳の働きの起源・父親を殺す中学生の脳の働き方
病気の言葉と性格の形成・「誰でもよかった通り魔事件」
日本人の「性格」のつくられ方・「実践実技講座 言葉の「意味」の表現力とは」
「言葉の生成のメカニズム」 話し言葉の生成・Ⅰ
話し言葉の生成・II 『幼児の算数』
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話し言葉の生成・III 『幼児の算数』
子どもの脳の発達のさせ方 『幼児の算数』・II
話し言葉の生成・IV 『幼児の算数』
子どもの脳の発達のさせ方 『幼児の算数』・III
書き言葉の生成 『人はなぜエセ科学に騙されるのか』
女性の魅力の最強の知性のつくり方 『幼児の算数』・IV
書き言葉の生成・II 『脳のしくみとはたらき』
「家族崩壊」/エクササイズ・投資に値する女性の知性のための新・性格教育法
書き言葉の生成・III 『赤ん坊から見た世界・言語以前の光景』
「幼児の算数」「脳の働かせ方」のための学習モデルと実践実技
書き言葉の生成・IV
エクササイズ:ポスト「世界同時不況」の、史上最強の知性のつくり方を教えます
書き言葉の生成・V 『共同幻想論』 (吉本隆明) 「ラジオ型言語とテレビ型言語」
「共同幻想論」(吉本隆明) エクササイズ:ポスト世界同時不況の知性の学習モデル
『ラジオ型言語とテレビ型言語・Ⅱ』 「赤ん坊から見た世界・言語以前の光景」
「共同幻想論・母制論」「未来に希望を描けない若者危機」

参考:脳の働き方の学習のご案内

「第20期」(平成30年・2018年)ゼミ、開講中!
受講生の皆様へ 平成25年5月5日 版 ポルソナーレからの真実の愛のメッセージ 詳しくはこちら!
 受講生の皆様へ 平成25年冬版 ポルソナーレからの真実の愛のメッセージ
女性向けカウンセリング・ゼミ、男性の「女性」対応・ゼミ

ゼミ・イメージ切り替え法

プロ「教育者」向けカウンセリング・ゼミ

カウンセラー養成ゼミ

脳と心の解説

教育方針は「教える・育てる・導くカウンセリング」です 。
「女性」「子ども」のこんな心身のトラブルならあなたにもすぐ解消できます。

「女性向け」、「男性の“女性”対応」のカウンセリング・ゼミです。
女性は「相手が喜ぶ」という共感がないと、ものごとを正しく考えられません。

女性と心を分かち合える「脳」を、最高に発達させる!!が教育の狙いと目的です。女性を「見る」「見たい」、女性から「見られる」「見られたい」関係をつくる、カウンセリング術です。

女性の「脳を健康を働かせる」!安心と安らぎを分かち合う、が教育のテーマと目標です。「気持ちが安心する。だから、知的に考えられる」という女性の本質を支えつづけるカウンセリング術です。

女性の脳の働きが伸ばす「人格=パーソナリティ」を目ざましく発達させる!が教育の方針です。 女性が社会性の世界(学校・仕事・社会の規範・人間関係のルール・合理的な思考)と、知的に関われる!を一緒に考えつづけるカウンセリング術です。

ストレスを楽々のりこえる女性の「脳」を育てる!!が教育の人気の秘密です。女性は、脳の働きと五官覚の働き(察知して安心。共生して気持ちよくなる)とぴったりむすびついて、一生、発達しつづけます。


脳と行動の診断

人の性格(ものの考え方)が手に取るように分かる「心の観察学」

心の病いに感染させられない「人間の関係学」がステキに身につきます。

心の病いを救出する、心と心をつなぐ「夢の架け橋術」

相手に好かれる「対話術」がまぶしく輝くので、毎日が心の旅路。

相手の心の働きのつまづきが正しく分かって、「正しい心の地図をつくれる」ので、損失、リスクを防げます。

性格のプロフィールが分かるから正しく「教え・育て・導く」ができる本物の社会教育の実力が身につきます。


よくある質問

学校に行くとイジメがこわいんです。私にも原因ありますか?

怒りっぽいんです。反省しても、くりかえしています。治りますか?
脳と心の解説

「仕事・人生・組織に活かすカウンセリング」です。他者の心身のトラブルを解消できれば、自然に自分の心身のトラブルも解消します。

プロ「教育者」向けのカウンセリング・ゼミです。
人間は、誰でも「気持ちが安心」しないと正しく「ものごと」を考えられません。

「脳を最大限に発達させる」が教育の狙いと目的です。「指示性のカウンセリング」とは、 「一緒に考える」「共感し合って共に問題を解決する」カウンセリング術です。ものごとには「原因」(脳の働き方)があるから「結果」(心身のトラブル)があります。

「脳の健康を向上させる」、が教育のテーマと目標です。「指示性のカウンセリング」は、「考えたことを実行し、考えないことは実行しない」 という人間の本質を、最後まで励まし、勇気づけるカウンセリング術です。

脳の働きがつくる「人格=パーソナリティ」を育てる!が教育の方針です。
「指示性のカウンセリング」は社会性の世界(学校・仕事・社会の規範・人間関係のルール・合理的な思考)と正しく関わる!を一緒に考えつづけるカウンセリング術です。

ストレスに強い、元気に働く「脳」に成長させる!!が教育の魅力です。
「指示性のカウンセリング」は五官覚(耳、目、手、足、鼻)を正しく発達させて、言語の能力も最高に発達させるカウンセリング術です。


脳と行動の診断

「心の病いの診断学」が楽しく身につきます。

心の病いの予防と解消の仕方の「人間の理解学」が身につきます。

心の病いに気づける「人間への愛情学」が驚くほど身につきます。

「交渉術」の知性と対話の能力が目ざましく進化しつづけます。

相手の心の病理が分かって、正しく改善できるので心から喜ばれます。「心の診断術」

病気になるということ、病気が治るということが正しく分かる、最高峰の知性が身につきます。


よくある質問

朝、起きると無気力。仕事にヤル気が出ません。うつ病でしょうか?

仕事に行こうとおもうと、緊張して、どうしても行けません。治りますか?
バックナンバーの一部を9期後半分より、随時掲載していきます。
詳しくは下記をクリック
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入会も随時受け付けています。
入会と同時にご希望のバックナンバー等、ビデオ(DVD)学習で、学んでいただけます。


ゼミの見学、ゼミのバックナンバービデオ(DVD)試聴も無料です
ニューズレターと共にお送り致します。 詳しくは「入会案内」をご覧下さい。
ポルソナーレのゼミの様子をYouTubeに公開しました。

脳を発達させる日本語トレーニングペーパー 谷川うさ子王国物語

一部公開しました。
トップページ NEW! 年間カリキュラム 学習の感想と学習成果 「日本人の思考」と「谷川うさ子王国物語」と「グローバル化の恐怖」
学習内容(サンプル) 「言葉」 日本語の影響。その仕組みと感情、距離感、人間関係について
「脳を発達させる日本語トレーニング・ペーパー」の役立て方の資料
『分裂病の自己診断表と自己診断』
男性に嫌われない女性の話し方
女性に嫌われない男性のしゃべり方
を教えます

ポルソナーレのマスターカウンセリング

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